Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

プリアンプの選択

2017年06月23日 | ピュアオーディオ
オーディオで出ているサウンドは、「機器(ソース/アンプ/SP)・ケーブル類・電源・部屋・スキル」の総合力である。その中で機器の中にある「プリアンプ」の選択でシステムの方向性が大きく変わって来る。

自分の欲しいサウンドは「生演奏型」or「音場型」のどちらなのでしょう。この部分の方向性を決めるのは「プリアンプ」だと思います。オリンパスシステムで良いと思っているアキュフェーズC-290を自宅システムに持って行くとまるで合わない。オリンパスシステムに求めている「生演奏の雰囲気の再現」と、自宅システムに求めている「音場を見渡し、癒される音色」を求めると全く違った方向性のプリアンプが要る。

前述C-290を自宅システムで鳴らすと「音が前に出て来て」ゆっくり音楽を楽しむ雰囲気が出ない。かといって自宅のC22モドキプリをオリンパスシステムに持って行くと「音のキレ」が不足して「奥まったサウンド」となり、「生演奏の雰囲気の再現」等無理だと判る。

どんなサウンドを求めるのか?によって「プリアンプ」の選択が要る。システム全体の方向性を決めるのはプリアンプだと痛感させられた経験です。サウンドの方向性で「両極」の例を挙げたが、もちろんその中間のサウンドを出すプリアンプも有り、沢山のプリアンプの中から自分の求めるサウンドに有ったモノをチョイスするのが良いだろう。