Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

612Aシステムへの新たな音質アップ作戦

2012年07月21日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステム、RCA箱システムの音質アップ作戦が、現状ではほぼ一定の効果を上げましたので次のシステムに水平展開をして行きたいと考えています。その次は612Aシステムか自宅の707Jシステムになりますが、今回は612Aシステムに的を絞って対策したいと考えています。

612a1

612Aシステムは今まで商品の検聴用に使っていましたので、特に大きな音質対策はしていませんでした。今回はRCA箱システムを聴いてからでも聴き劣りしない音質を目指して取り組んで行こうと思っています。とにかく「音数」を増加させる事と低域の量感を増やす事が重要だと考えています。

Cdp27001

「音数」対策ではDACを使いたいと考えています。従来の東芝SD-9500ではAEB/EBU端子が有りませんので、CDPを替えないと次のステップには行き難いと考えCDPを入れ替えました。交換したのはSONY CDP-2700です。古い業務用のCDPでXLR出力やAEB/EBU端子が付いています。

Cdp27002

早速入れ替えて音質を確認しました。SD-9500と遜色ないサウンドでそう悪くない質感です。

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内部の作りの確認をしています。ヒューズは1本使って有ります。取りあえずヒューズはオーディオグレードヒューズに交換しました。これだけで音数の増加と質感がなめらかになり、音の厚みが増しています。CDPはこのまま鳴らし込んで「機器の活性化」を1ヶ月程待てば良いので、このまま使いこんで行きます。

問題は「低域の量感」の方で、ネットワークの見直しをしたいと考えています。昨日は回路図やCRHの定数の計算をしていました。パーツを集めて実験をして行きたいと考えています。3ヶ月ほどの時間をかけてゆっくりやりたいと思います。


612Aシステムのネットワークの見直し

2012年07月20日 | ピュアオーディオ

Markaudio_10cm_chp70v24

先日作成した10cmユニットのSP(マークーディオ製)を聴いていると、非常に低音が良く出ています。こんな小さなSPでスケールの大きな再生が出来ています。それに比べて612Aシステムは「何処かおかしい?」と思わせるサウンドだと気付きました。

612a2

中・高音については問題ないと思いますが、「低音」が出ていない様に感じます。こんなものか?と思っていましたが、どうやらネットワークの定数を誤っている可能性が有ります。もう一度ネットワークを見直して見たいと考えています。


バイクの復活

2012年07月20日 | 写真・カメラ・林道ツーリング

バイクに乗り始めたのはもう20年ほど前になります。10年間ほどは毎週ツーリングに行っていました。集めていた時はオンロードも含め4台程同時に所有していましたので、任意保険代だけで年間20万円以上払っていた時も有ります。その内に林道ツーリングが楽しくなり、徐々に台数を減らして行き現在は1台のみです。

Xr2501_7

上の写真が今回眠っていたバイクです。1台体制にして3年ほどは良く乗っていましたが、8年前から殆ど乗らなくなり、(走行中に考え事をして転びました) オーディオ1本に絞って来ました。オーディオも一段落付いたようで、ようやく他の事を見渡せる心の余裕が出て来ました。

Xr2501

今回復活に当たり、眠らせる前の養生が功を奏し、バッテリーの交換だけで一発復帰しました。タンクのガソリンは8年前のものですので、早く消費して入れ替えをしないといけません。(バッテリーは4年前に購入して眠っていました)

久しぶりに跨って乗って見ると、乗り方を完全に忘れています。ハンドルの幅の広さや、乗った時の目線の高さにビックリしてしまいました。しばらくは近場で練習をしないとロングツーリングは難しそうです。


SRC2496 DACの活性化状況

2012年07月19日 | ピュアオーディオ

Rcabox

RCA箱システムをドライブしているSRC2496 DACの活性化状況を確認しています。SPシステムそのものがバカでかいシステムで有り、SPユニットを8個も使っています。スケールの大きな再生音を目指しています。

Scr2496

現在SRC2496 DACへの音質対策が完了して3日間ほどです。毎日6時間以上鳴らし続けています。現在の状況は「スケール感が今一」の印象です。元々音の厚みが薄い・音の線が細いと云うノーマル時の状況からは幾分改善していますが、それでもまだ同じ感じを引きづッています。この状態で約1ヶ月鳴らし込んでからが本当の評価と思います。


ミニSPの作成 3種

2012年07月18日 | ピュアオーディオ

ミニSPも面白いと思って3種類のユニットと3種類のエンクロージャーを用意して作成しました。

Tb_w3582sb3

① まず最初は、先日ご紹介しましたTB W3-582SBを使ったSP。一番の小型になります。

Tb_w3593sg4

② 次が同じタンバーグのユニットを使ったモノ、TB W3-593SGのSP。このSPユニットは前回①の箱を使って作成しました。今回はBOXをやや大きくして組み合わせて見ました。低音の量感はBOXが大きくなった分豊かになりました。

Markaudio_10cm_chp70v23

③ こちらが3種類目のMarkAudio 10cm CHP70v2です。①と②が8cmユニットに対し、こちらは10cm有りますので、やはりこちらの方が低域の量感が豊かです。

Markaudio_10cm_chp70v24

現在MarkAudio 10cm のSPを試聴しています。このSPで20畳の部屋をまかなえます。いずれのSPの内部配線もシルバースター(アルデバラン)で配線しています。フルレンジらしく非常にバランスの良いサウンドがします。低域は口径やBOXの大きさで量感が変わりますが、高域はどちらも非常に伸びています。

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MarkAudioは以前アルペア5を聴いた事が有ります。今回のCHP70v2は廉価盤ですが非常に良い出来だと思います。アルペアシリーズの様なキレ込みは有りませんが、十分音楽を聴かせるサウンドになっています。


TB(タンバーグ) SP W3-583SB 超小型SPシステム

2012年07月17日 | ピュアオーディオ

Tb_spw3593sg2

上の写真は以前ご紹介した TB W3-593SGユニットをバスレフ箱に納めたものです。使っていましたら、お客様が自宅で使いたいとの事で持っていかれてしまいました。

Tba11

今回はW3-593SGユニットの前に購入していたW3-583SBユニットを同じ箱に入れて作成しました。箱の色は前回と変えています。

Tba12

リア側はこの様になっています。内部配線は贅沢にシルバースターシリーズにしています。ですので非常に良くなります。

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8cmユニットですので再生能力はメインシステムに比べたら低いかもしれませんが、この手のSPとしてはトップランクのサウンドだと思います。

今回はこの他に2種類の小型SPを作成しています。今日は写真が間に合いませんでしたが、明日にはご紹介できると思います。



ベリンガーSRC2496 DACを褒めすぎた

2012年07月16日 | ピュアオーディオ

昨日はベリンガーSRC2496 DACを褒めすぎたようです。ブログにアップ後、同じCDをRCA箱システムとオリンパスシステムで比較試聴をして見ました。

Blog2_002

その結果、音のキレ・ヌケ、音数、立体感の表現等全ての項目で「オリンパスシステムには及ばない」と云うことを認識しました。特にCDTに「水平化ケース」をしたメリット(透明感・音のヌケ・キレ・空気感、音数」の部分が大きく差が付いています。

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オリンパスは「カミソリの様な切れ込みと立体感、エネルギー感」が出てきますが、RCA箱システムでは「ナロー」に感じてしまいます。音のシャープネスが全く足りません。

Rca_box_sp_2

それでも、RCA箱システムはゆったりと「聴きやすい」良い点も有ります。音の厚みが出てきてオリンパスに近づいた事は確かですが、まだまだその差は大きいです。

Scr24961

ただSRC2496の価格とマスターークロック関係の入手価格(合計約5万円)を考えると、非常にCP性が高い事がわかります。2セット目のSRC2496の導入はもう少し待ちたいと思います。現在クロックを導入して日が浅いので、各機器が「活眼」していません。最低1ヶ月以上は確認が必要と思います。


ベリンガーSRC2496 DAC から一級品のサウンドが・・・

2012年07月15日 | ピュアオーディオ

2週間前から使い出したSRC2496 DACから一級品のサウンドが出る様になった。もちろん対策をしたからの事で、ノーマルではここまでは出ません。

Scr24961

今回DACのマスタークロックを外部クロックに変更しています。デジデザイン社のSYNCと自作のルビジウムクロックを追加しています。(既にオリンパスシステムには導入済) クロックの接続ケーブルにはノウハウが有りますので、どの様に変化するのかを実際に確認して見ました。

Scr24962

SRC2496単体のサウンドでは音の厚みが薄く、平面的に聴こえていましたが、外部クロックを導入したサウンドは、音の厚みが有り、立体的で、音のぬくもりやしなやかさを感じます。表現力が大幅にアップしています。アポジーのDACを使っていた頃のサウンドを軽く超えてしまいました。現在出ているサウンドはオリンパスシステムに匹敵するサウンドです。

Rca_box_sp

このグレードで鳴ってくれるなら、これからはこのRCA箱システムが私のメインになってくると思います。

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こちらは先月導入していたオリンパスシステムの外部クロック。(CDTのみに外部クロック)

外部クロックはCDTにした方が良いのか?DACにした方が良いのか?双方共にした方が良いのか?比較を試して見る価値が有りそうです。


地区で水害発生

2012年07月14日 | 写真・カメラ・林道ツーリング

一昨夜からの大雨で近くの矢部川水系で川が氾濫したとの情報。八女市で避難勧告が出た模様。親類がその流域に住んでいるので心配だ。被害がなければ良いが・・・。

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いつもは1m以上も空いているのに今日は満杯近くの用水路。

この用水路も上の写真の下流5mで水があふれ、田んぼが水浸しになっている。通勤途中の道路の低い部分は冠水していた。道が川になっている。

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雨は断続的に強く降り続いており、記録的な雨量になりそう。まだまだ降り続きそうな雲行き。


フィリップス N49 リボンツィーター

2012年07月13日 | ピュアオーディオ

昨日から612Aシステムにリボンツィーターを追加するべく作業していました。

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612Aシステムには604Eが入っていますが、そのままでは中高音がややきつくなりますので、中高音の圧力を下げる為と音数を増やす為に、Lo-Dとエレボイ(E/V)のツィーターを追加して鳴らしていました。これに「やわらかい音」を追加すべくリボンツィーターを探していました。

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今回はフィリップスのN49と云うツィーターを購入し、ケースを自作して見ました。内部に1μのコンデンサーを入れていますので、そのまま追加して使えるようにしています。

N49の諸特性は以下の通りです。

メーカー        フィリップス
品名           リボンツィーター
型番           N49
インピーダンス     6Ω
定格入力        10W
最大入力        50W
感度(2.83V/1m)    92dB+-2dB
磁気形式        防磁型
再生周波数      2.5kHz~45kHz
推奨クロスオーバー 4,500Hz以上
外形寸法       80x50x7mm
重量           55g

入手価格は¥3300円+送料です。

現在E/Vのツィーターを外してLo-Dのツィーターとパラレルに鳴らしています。気持ち柔らかい音になった様で・・・。単体で聴いても空気感が出て来ている様でした。このまましばらく鳴らし込んで見ます。その内他のシステムにも繋いで試したいと思います。