先週20日、21日のブログで612Aシステムへの音質対策(ネットワーク)を考えているという記事を掲載しました。ようやくどうするかが決まり本日対策しました。
従来はアンプから、N1200-8A(16Ω仕様に変更)ネットワークのINへ配線し、LF(ウーハー)・HF(6セルホーン)へ繋いでいました。この状態では中高域のアッテネーターレベルが9時の方向で、殆ど絞り切っている使い方になっていました。この辺が大変気にかかっていた処です。
今回は中・高域はそのままに、ウーハーをSP端子からダイレクトに配線しました。(ネットワークを通らない)
604Eのウーハーは515B相当と云われています。その再生上限は1200Hzです。正規のクロスオーバーは1500Hzで、メーカー指定では1200~1500Hz間は空白の帯域になっています。この点に疑問を持ち、それならウーハーはダイレクトで使えると結論しました。ネットワークを通していませんので、サウンドの鮮度が相当に上がっています。
その結果、低域がズンズンと出て来ます。鳴りが大幅に変わりました。中高域のアッテネーターも12時の方向で使えます。再調整後のサウンドは「リアル感」が大幅に増しました。音圧が相当上がりました。(相当絞った状態で使っていた様です) いつものボリュームでは音量が大き過ぎます。2時の方向分ぐらい変わりました。アッテネーターで中高域のレベルを9時から12時の方向に上げたにもかかわらず、低域とのバランスも悪く有りません。サウンドが余りにも変わりすぎて戸惑っています。ただ良い方向に変わって来ていると思いますので、しばらくはこのまま鳴らし込んで見ます。