Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

612Aシステムの調整

2012年07月28日 | ピュアオーディオ

612a1

今日は朝から612Aシステムの調整をしています。ウーハーをダイレクト接続(ネットワークを使わない)にしたので、中・高域とのバランスを合わせています。

612a1_3

SPユニットは上の写真の通り、Lo-DとEVのツィーターを追加して使っています。昨日までの状況では、プリのボリュームで低音の出方がまるっきり変わってしまいます。また中高音はボリュームを上げると音が割れてしまいます。
1)低音・・・・ボリュームを上げた方が良い。
2)中・高域・・・・ボリュームを上げると音が割れる(耐入力がない)

612a1_4

604Eのウーハー部は515B相当のユニットと云われています。515Bウーハーは以前オリンパスの低域で試した事が有ります。その時の印象は、
A)ボリュームを上げると本領発揮する。(2W以上必要)
B)ボリュームが低いと殆ど鳴らない。
事を掴み、オリンパスでは使えないと判断しました。(0.5W以下で使う為)

今回の612Aでも同じ事が言えそうで、2W以上(100db以上)のハイパワーにしないと使い物にならないのかもしれない。

40年前銀箱(604E入り)がスタジオモニターとして使われていた頃の話を思い出しました。何処のスタジオでも大音量で使って有ったと云う事。つまり低音を満足させる為には大音量再生にしなければならないと云う事。

まだまだ調整中ですが、中高音の音が割れるのは困るので、アッテネーターを大きく絞り込んで使っています。こんな状態なら元に戻した方が低音量再生で使えます。明日までこの状態で使って、調整が出来るか試して見ます。

604Eよりも604-8Gの方がユニットの完成度は高いのかも知れません。604-8Gを使った時は低音量でももっと低域のバランスが良かった様に記憶しています。もちろん大音量での再生音もバランスが良かった。