ステレオのグレードアップ(音質アップ)で一番気を付けている事は、「活きた音」にする事。高価な機器やケーブルを使用すれば「音質アップ」はし易いでしょうが、「活きた音」になる事とは別な事。
「活きた音」と対極に有るのが「死んだ音」。この分かれ目はオーナーの努力しかないと思っています。この辺が使いこなしのテクニックと云う部分であろうと思っています。
ベリンガーSRC2496への音質対策は、昨日の夕方一通り完了しましたので、今日からは本格的に「活性化」をさせるべく鳴らし込みに入りました。
わずか¥1万円チョイのDACですが、昨日のマル秘対策で50万円以上の音質を出す様になると私の頭の中では予想しています。今朝も2時間ほど馴らし込んで昼食を取り、再度聴きこんで行きますと、今朝当初の音質より更に進化しています。昨日時点のもの足りない点は「音の厚み・エネルギー感」の2点です。これがお昼過ぎでは随分と改善されています。何処まで良くなるかは未知数ですが、期待するしかないと思います。約1ヶ月はかかるだろうと予測。
オリンパスシステム、RCA箱システム共にマルチアンプシステムでDACを導入して、飛躍的に音数や質感の改善が出来て来ました。そうなると自宅のSP-707Jシステムのサウンドが悲しくなっています。こちらはネットワーク方式ですので「音数」的にはどうしても前の二つのシステムには及びません。こちらもマルチアンプシステムにしないと・・・・・・余計な事は考えないようにしないと・・・。
自宅のシステムの音質アップが急がされるようになりました。取りあえずCDP周りの充実をして音数を増やす準備をしています。
土曜日の夕方ヒューズ交換対策をして、その後その状態で聴き続けていましたが、やはり音の厚みや質感(瑞々しさ)等がもう少し欲しいと思う様になりました。
そこで、マル秘の対策を実施しました。上の写真はその対策実施中のモノです。これでオンリーワンのSRC2496になりました。
その対策後の音質確認をしています。更に音数が増加しています。音の厚みもほぼ合格レベルに来ました。その為に「みずみずしい」質感が出て来ました。これならハイエンドオーディオをやられている方にもお聞かせ出来ます。
まだこのSRC2496は「活眼」した様には感じていませんので、この状態で鳴らし込んで機器を活性化させて行けば更に音質はアップすると予測しています。今出ている音質ならば2台目を購入しても良いかと判断します。
ベリンガーSRC2496 DACを本格的に鳴らし始めて約1週間。ようやく手配していたオーディオグレードヒューズが届きました。早速昨日の夕方交換しました。外見的には何も変わりませんが、サウンドは大きく音質アップしました。
今まではSP間の音が埋まって行く感じでしたが、交換後はSPの外側に音が広がり始めました。音数が増え、音の厚みが増え、拡がりが増え、質感もしっとりとしなやかになり、まだ更に良くなって行く予感を感じます。現時点では20~30万円クラスのDACのサウンドを越え始めていると思います。もっともこの1万円チョイのDACを最高級クラスのケーブルでドライブしていますので、金額的には超アンバランスな状態ですが、このDACにそれだけの潜在能力が有ると云う事でも有ります。
来週には更にマル秘な対策をしてもっと上の音質を目指す予定です。
事務所でSRC2496DACの評価と並行して自宅のWE101Dpp-1号アンプの「入力トランス」の変更実験もしています。
今まではUTC A-22(500Ω:500Ω)の1:1のトランスを使っていました。回路設計上は1.4W/chの出力を得る為に「600Ω:10KΩ」のトランスを使う様に指定されています。元々はTD-2と云うタムラの小さなトランスが使って有ったのですが、音質的にUTCの音色がはるかに良かったのでこちらを使っていました。その代わり出力は0.7W/chぐらいしか有りません。現在使っているプリ(マッキン C40)はゲインが高く、実用上問題は有りません。
そこで今回タムラのトランスでUTCのトランスサイズに匹敵するものを購入して入れ替え実験をしました。TKS-20(600Ω:10KΩ)は指定の数値のトランスになります。早速交換して見ましたがどうしても「誘導ノイズ」が取れず、専門家に見てもらいましたが「トランスに中間タップがない」為に、誘導ノイズが取れませんでした。RCAプラグならこの誘導ノイズも問題なくなくなるのですが、使っているのはXLR端子です。ここに音質的な拘りが有るので問題なのです。
TKS-20音質は非常に現代的な音色です。音数も多く周波数レンジも広く非常に使い勝手の良いトランスだと思います。ただ先にも云ったXLRに拘っていますので、今回は元のUTCに戻しました
今週月曜日(2日)から本格的に使い始めています。毎日7時間ほど馴らし込んでいます。昨日夕方までで延べ28時間程です。昨日までの状態ではWadia#6の内蔵DACと殆ど遜色ない音質までになっています。今日はSRC2496に「ワードクロック端子」が有りますので、クロックを導入して見ました。
Wadia#6の横にチョコンと有るエレハモのARTです。こちらも入手価格¥15000円の安物クロックです。今朝から早速取り付けて音質確認しています。SRC2496は96KHzまでしか対応していませんので96KHzで使っています。
ARTを使いますと①音数の増加→音の厚みの増加、 ②質感の改善→分解能が上がっている・・・等。昨日までは音の厚みが不足してやや薄っぺらに聴こえる処が有ったのですが、その部分がなくなっています。この音質評価は価格に関係なく「絶対評価」で行っています。RCA箱システムに使えるか?を本気で確認しています。
ARTの追加で完全にWadia#6の内蔵DACの音質を越えました。現在出ている音質はアポジーのDACと遜色ないと思います。これからヒューズの交換を予定していますので、アポジーのDACの音質を越えると思います。ただ音色・音色の部分がもう少し「有機的」になってくれれば・・・と考えています。こちらの対策もヒューズ交換後に予定しています。一つづつ鳴らし込みながら、対策効果を確認して進めて行きます。
「ベリンガーSRC2496 DAC は使える!!」と確信しました。1日目は本当にひどい音でした。2日目は「ふん詰まって」相当にひどい音でした。3日目(昨日)からヌケ始めた様で(結構早い)、段々聴けるサウンドに変化しています。今朝も朝から鳴らし始めていますが、延20時間程で使えるようになって来ました。
まだまったくのノーマルな状態で、「音の厚みが薄い」点が残っているが、ヒューズの交換をすれば十分実用域に出来る。周波数レンジも広く、音数もかなり増えている。繊細な音も出始めている。ヴァイオリンやヴァーカルの質感も合格レベルに近づいている。これは良いものに出会えたような気になります。早速ヒューズを手配しました。来週には交換出来ると思います。
交換前のアポジーのDACよりは周波数レンジが広いです。音の厚みは負けていますが、アポジーもヒューズ交換して使えるようになりましたので、この辺はハンディを見ておく必要が有ります。
昨日仮置きの状態でベリンガーSRC2496を6時間ほど馴らし込んでいました。鳴らし初めは非常に淋しいサウンドでした。5時間ほど経つと少しづつ質感が良くなり、音数も増えて来ました。
今日から定位置に置いて、「活眼」まで鳴らし込む事にしました。どんな機器も新品で鳴らし始めると、機器が活性化していませんので初めはこんなサウンドと思います。鳴らし込むに付けてドンドン活性化して行きサウンドも変わって来るものです。何処まで良くなるか?を試して見たいと思います。
内部も開けて確認していますので、どの辺に手を入れると良くなるのか?は大方掴んでいます。電源ケーブルに最高グレードを使っていますので、その関係で同じSRC2496でも質感がまったく変わります。
昨日はオーディオ道場に行っていました。WE101Dppアンプを引き取りに行ってました。こちらもまだ「ノイズゼロ」には至っていません。今回交換したトランスでは中間タップがないのでXLRに対応していない事が原因です。こちらも今後どうするか?決めないといけませんが、トランス交換で音質が随分と変わっていますので、もうしばらく聴きこんでから決めたいと考えています。
RCA箱システムで使っていたアポジーのDACは専務宅に持って行きました。こちらは音質アップを果たしたようです。