Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

何処まで追い込めるだろうか?

2014年05月26日 | ピュアオーディオ

「音質追求」して何処まで追い込めるだろうか? オリンパスシステムの現時点での「追い込み不足」を感じるのは「低域用パワーアンプ」だと思っている。5月の初旬に高域用パワーアンプにFXヒューズを導入して、中高域は音の質感が揃い、音の厚みやキレ・ヌケ・ノビもほぼ満足行くようになった。(中域パワーアンプへは4月上旬にFXヒューズ導入済)

フルテックのヒューズで統一していた頃より、音の厚み等の「音質指標」は数段上がっている。以前でもかなりの音質だと思っていたが、まだまだ上がりそうな勢い。

私の「音質グレード」に対する評価は、非常に厳しい見方・採点をする傾向にある。何処まで良くなっても「80点」までしか行かない。残り「20点」はまだ見えないモノの為に残している。100点を付けてしまえば「成長」が止まる。残り20点も有れば、まだまだやる事が有ると思える。

この10年の間に「激変」と云う「音質変化」を何度も体験して来ている。おそらく普通のオーディオマニアが一生掛っても体験できない様な回数だと思う。しかしだからと云って何を得たのだろう。オーディオ機器の使い方やグレードアップ術を手に入れたとしてもそれが何になるのか? 自分の手に入れたモノは「実践」で得られたもので、「再現」出来る技術として積み上げて来たが、「音質」に対する認識の違いで「蛇足」ではないかとも危惧もしている。

残るは「低音域」への対策になる。FXヒューズ2本は既に入手しているので、アンプの蓋を開ける事が目下の課題となった。レビンソンのアンプは特殊な工具でないと蓋を開けれない様になっているので、専用工具を探すか?自作するか?になる。いよいよ考えなくてはならなくなって来た。