今年初めに秘かに計画していた事が有ります。それはオリンパスシステムの機器への「FXヒューズ」の導入です。
ヒューズは一般品なら¥50円/本程度で入手できます。「オーディオグレードヒューズ」と銘打ってカイン・ラボから「金メッキ管ヒューズ」が出た時に、試聴をしてかなり良い結果を感じました。価格対効果を考えると10倍くらいの効果に感じました。それでその「金メッキ管ヒューズ」を水平展開していた事が有ります。
その後、フルテックからも青色の「オーディオグレードヒューズ」が販売になり、早速試聴しました処、カイン・ラボ製より「自分の好み」のキレやヌケ、フラット性が高いと判断し、全ての機器に導入する様にしました。現在でも殆どフルテックの青色ヒューズを使っています。こちらは価格対効果は20倍くらいと思っています。
(写真手前が現在使用中のフルテックのヒューズ、奥側がFXヒューズ)
その後、FXヒューズの試聴をする機会が有り、1本譲っていただいて使っていました。このヒューズのサウンド(音質)は別格ですね。まさに数十万円の機器が百万円オーバーの機器に化けてくれます。音数の増加・音の密度感のUP、質感等素晴らしい効果が有ります。こちらのヒューズは価格が¥75000円/本する事も有り、良い事は判っていてもなかなか水平展開は出来ませんでした。
今年初めに一挙に5本のFXヒューズを購入し、秘かにオリンパスの機器に導入して来ました。①CDP A730、②CELLO DAC、③プリ、④チャンデバ、⑤中域用パワーアンプとこれで5本です。現在高域用パワーアンプ用のヒューズの手配が完了し、来週には入手・交換できるでしょう。これで「FXヒューズ化」が終わりそうだと思っています。低域用パワーアンプのレビンソンNo431は、蓋が開けられない事と、電源部がブラックボックス化されている様なので、触れそうに無い気がします。そうなるとこの1本で完結する事になります。
現在の音質的不満点は、中域パワーアンプにFXヒューズ導入後の「中域と高域の質感の違い」に有るだろうと思います。高域用アンプにFXヒューズを導入すれば「質感の違い」はなくなり、まとまりの良いサウンドになってくれると思います。
また、何故だか「高域をいじれば低域が良くなる事」も経験していますので、こちらの方の効果も期待しています。