オリンパスシステムを6ch化して3日になります。6ch化はそのまま固定化すると思います。7.5畳の非常にデッドな部屋で「残響時間」のコントロールが出来る点は非常に有意です。今まで出来なかった事が出来ます。
私のライフワークでは「クラシック音楽」がメインです。特に弦楽器が好きです。「こする音」+「胴鳴りの音」がしないと「うるおい」が有りません。この「うるおい」の部分と残響時間は関連している様です。現在パラメーターの定位置探しをしていますが、無理して探す事は無いと思う様になりました。
交響曲やオペラ・ミュージカル、室内楽とクラシックと云っても幅が大きく、残響の多い少ないを「聴く側」の判断でコントロールできる事は非常に有りがたいです。交響曲等残響時間がやや長めの方が良い録音が有ります。古い録音ほど録音機材の性か「音数」が少ないと思います。そんな時に「残響時間」を増やす事で、「音数」を確保でき、ピーク・ディップの谷を埋める作用をしてくれます。
現在はCD毎にパラメーターを触って、より積極的にコントロールすれば良いと云う考え方に変わって来ています。CD1枚約1時間かかります。出来るだけ心地良いサウンドの方が音楽に浸れます。
6ch化したのはしたのですが、これで完成では有りません。入力ケーブル(約5m)は現在正体不明のケーブルで接続しています。SPケーブルもWEの14GA(フロント)・16GA(リア)で配線しています。この部分のグレードを上げてやれば更に「自然な」サウンドに近づけるでしょう。DSP-3000とMX-55の間はシルバースターシリーズで接続していますので、このグレードで有ればもんだないと思っています。ただDSP-3000もMX-55も電源ケーブルが「直出し配線」になっていますので、「インレット化」して最高級の電源ケーブルを使えるようにする必要が有ります。完成度を上げる工事は急がずに着実に実施して行こうと考えていますが、まだ考える処が有る様に思いますので、じっくりと進めたいと思います。