Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

オリンパスシステムの6ch化の追い込み

2014年05月01日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムを昨年4月20日に「音楽部屋」に持って来てようやく1年が立ちました。この1年間でさまざまな経験をしました。部屋が非常に デッドな上にSPの間隔が取れません。決して恵まれた環境ではないと思っていますが、「部屋の性にはしたくない」と云う思いが有ります。1軒家を一人で自 由に使える幸せな状態に居るのですから、何とか使えるようにしたいと思います。

昨年の4月から鳴らし始めて「残響音」が足りない事は直ぐに気付きました。しかし、新規機器の導入や、プリアンプの選定が不十分でしたのでそこまで 手が回りませんでした。12月にようやくプリアンプが固まり、次のステップへ移る事が可能になりました。そこで、6chを決め機器達を集めていました。

12月の時点で一度6ch化を試みていますが、写真で云うなら「二線ボケ」が感じられましたので、それなりに「準備」が要る事を悟りました。写真と オーディオは似ている部分が有るのだなと感じました。被写体は「ハッキリ・クッキリ・スッキリ」写る様にします。背景は「自然なボケ味」を求めます。最悪 のボケは「二線ボケ」の様に被写体の鮮明さを殺してしまいます。このボケ味はオーディオでは「残響音」にあたりそうです。

昨日6ch化に移行しましたが、種種の対策(前準備)が功を奏した様で、違和感も少なく移行出来ました。現在リアSPは仮位置でポン置きしていますので、リアの壁面に取り付ける予定です。まだ試行錯誤をしても良いと思います。

昨日からDSPのパラメーターはそのままで、MX-55のゲインコントロール(ボリューム)を触ってます。面白いモノでこのボリューム位置で、「定 位」の奥行き感が変化します。昨日は3時の方向でしたが、これでは定位が1m程奥に入り込んだ位置になります。12時の方向にすると定位がアンプの面に出 て来ます。「フラット」が良いと思いますので、現在はこの位置で色々なCDを聴き込んで追い込んでいます。将来的には、JAZZもクラシックも同じ設定で 聴ける様に追い込んで行く予定です。