Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

FMアンテナ線への対策

2014年04月14日 | ピュアオーディオ

今日は2点の「音質対策」をした。1点は中域用パワーアンプへ、もう1点はFMアンテナケーブルへ。

中域用パワーアンプへの対策は、最近聴いていて「味気なく」感じる事が有り、この辺の味付けと云うか質感を改善する為にFXヒューズを追加した。もともと旧事務所の時には中域用パワーアンプに使っていたが、管球プリ1号に流用していました。それを元に戻しただけの事ですが、さすがにFXヒューズの効果は有ります。「味気なさ」がなくなりましたね。

Fm1

FMチューナーからのノイズを少しでも減らしたいと考えて同軸にアンテナケーブにアース取りを加えて見ました。
Fm3

一般に同軸線のシールドは雑音を防御する目的で使われていますが、このシールドのアースを取ってやらないと逆にノイズが増える事になりかねません。でもTV等ではアースなど取ってないのでアンテナ線には必要ないと考えていました。実際にやって見ましたが、「かすかな効果」は感じましたが、劇的な改善には至りませんでした。

その後、チューナーからプリアンプへのラインケーブルの取回しをちょっと変えましたら「劇的改善」をしました。常用域でノイズが殆ど判らなくなりました。アースを取り付ける前は、同じ取り回しでもノイズが大きかった。アースを取った事でノイズがなくなったと云うことは「効果」が有ったと判断できる。