Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

久しぶりにLPを聴いた

2014年04月29日 | ピュアオーディオ

この頃は自宅システムに灯を入れない時が有る。一時は毎日3時間以上聴いていたのだが、「夜更かし」は健康に良くない事と、昼間「オリンパスシステム他」のサウンドを聴いているので使用頻度が落ちている。昼間にたっぷりと音楽を聴いているので無理してまで自宅で聴きたい気になれないのです。

昨日は約半年ぶりにアナログプレーヤーの電源を入れ、ポリーニ/ベーム/ウィーンフィル「モーツァルト:P協23番」を聴いて見た。久しぶりに聴くので、最初の頃は「鈍い」と感じる。曲が終わりの頃になるとややまともなサウンドか?・・・機器のお守の様な使い方なので、それなりのサウンドにしか聴こえない。

40年前は、休日の昼食を節約してLPを買っていました。毎月1枚か2枚を買うのが精いっぱいだった。だから買った曲はその月中聴いていた。それこそ丸暗記するくらい聴いていました。その頃はLPがメインソースでした。今思えば「ノイズ」の中から音を拾っていた様な気がします。でも1枚1枚に思い出が詰まっている様に感じられ手放す気にはなれない。現在ではCDやDVD、BR等のデジタルソースが充実して、簡単に「ノイズレス」のサウンドが聴ける様になった。

LPにしろCDにしろ、一度に沢山の量を買い込むと、ろくに聴かないモノが出て来る。まとめ買いした物には「思い出」がない。