1月末にEV T-35系ツィーター(クリプシュホーンシステムのツィーター)をオリンパスシステムの高域に追加しましたが、どうもいまいちマッチングが悪いように感じて、ブーレーズ/火の鳥のCDを使って、「有った方が良いか?」の判断をしました。
「火の鳥」は旧事務所でのテストCDで耳に馴染んでいますので、音の違いが良く判ります。T-35系のツィーターを付けた時は「音数」が少なく、音の広がりも少ないように感じます。取り外して聴いて見ると、元のヌケの良い、音数・音の広がりの良いサウンドになります。やはり、取り外した方が良いサウンドの様です。
オリンパスシステムは7SPユニットシステムです。低域はLE15A 1発ですが、中域は#375とグランドハイルドライバー、高域はLE85・#2405・DECCAリボン・ビクターリボンの4種を使っています。音色や質感が揃ってはじめて真価を発揮します。むやみにユニットを追加してもデメリットが出る事が有ります。
そもそもEV T-35系ツィーターは遊びで使って見たのですが、追加するだけの力量が足りなかったようです。そもそも使っている配線類が格下の配線ですので、理屈的に無理が有ったと思います。もし使うなら、配線材も合わせないとそのままでは使えないと思います。