先日購入しましたWE101DAMPのサウンドは、自分が想像していたサウンドではなかった。音色が期待外れであった。101D独得の音色ではないがきめの細かい所や質感は101Dの特徴が出ている。
まずはその原因を知る為には内部を見てみるしか有りません。
回路図は割とシンプルなのですが、箱体が小さい事も有って内部はかなりの集積度です。電源インレットを入れるスペースも無いようです。大きな電解コンデンサー(1個)が目立ちますが、固定されていません。
チョッとビックリしたのが上の集積基板、2段式になっていて左右ペアになっています。個別ヒューズも本体電源部とは別に付いています。(ヒューズの合計3本) 101Dは特殊な電圧を指定されていますので、電圧をコントロールする為に入ったのだと思います。
電源周りの配線とスペース。サイド面にも中継端子が設けられています。電源トランスが2個有り、配線スペースは過密な部分があります。
101D特有の音色が消えているのは、プリント基板の集積回路の部分の性ではないかと思う。いずれにしてもこのアンプをTrail仕様化するのは大変な時間と労力を要します。困った・・・。