先週手配していたWE101D真空管を使ったプッシュプルアンプが来ました。早速音出し確認をしています。
事務所のテレフンケンRB46で鳴らしていますがさすがにプッシュプルだけあって出力に不満は有りません。前回の101DシングルアンプではRB46をドライブし切れませんでしたが、今回のWE101Dppアンプは楽に鳴らし切ってしまいます。101Dアンプの良さは「低域の立ち上がり感」と「音の厚み」に有ると思います。
3ウェイマルチアンプをやっていて、低域だけはTr型アンプにしている理由は、「立ち上がり感」が一般の管球アンプでは得にくい事からです。しかし、この101Dの球は違いますね。低域の立ち上がり感(爆発感)が良く出ます。それが厚みを持って出て来ます。
まだ着たばかりで何も手を加えていませんので、透明感や音の広がり感はこれから獲得して行きます。