Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

アナログ(LP)プレーヤーは好きですね。

2011年06月10日 | ピュアオーディオ

アナログプレーヤーは「メカニカルな仕掛け」な所が好きです。カートリッジ、シェル、アーム、フォノケーブル、昇圧トランスと「信号系」も色々触れます。また回転系もフォノモーターではリムドライブ、DDやベルトドライブと色々ありますし、そのトレール能力を上げる為にシートやマット類も有ります。これらの組み合わせは無限にも近いものが有ります。4Mが変わりますと「音質」も当然変わります。変わる事を楽しむならアナログは非常に楽しい遊びになります。

しかし現在は、フォノモーターの交換をしたくてもベースを作ってくれる所や加工してくれる所を探すのに苦労します。新規のフォノモーターは非常に珍しくなっていますので、やろうとすればどうしても30年前のモーターを探さざるを得ません。30年前のモーター?と云ったらもちろん中古になります。30年も経っていますと目に見えない部分で劣化をしている場合が有りますので、新品を扱う様には行きません。当然アームやカートリッジにも同じ事が云えます。

カメラもオーディオも「メカニカル」な部分がだんだん少なくなって「電気仕掛け」になって来ています。「触れる所」が少なくなるのは性能的には「バカチョン」でいいので取扱いがイージーで良いのかもしれないけれど、趣味性としては「マニュアル」な手触りの出来る部分が多い方が楽しめます。誰でも同じ写真、サウンドが出るのは良い事では有るけれど、本当に良い物を知らないで「目(耳)が痩せる」のは悲しい事かも知れません。

趣味ですので「突き抜けた」モノが有ってしかるべきだと考えています。今まで見過ごされていた部分に新しい技術を注ぎ込んで、価格からは信じられないサウンドを出す事も可能だと思う様になっています。明日にはPL-50Lも来る事ですので、「検聴」システムの準備を始めます。まだ他に機器が要る訳で揃えるのが大変です。