EMT#981を自宅に持ち込んで3日になりました。最初の音出しでは「こじんまりして」D732から比べるとガタ落ちの音質でしたが、この3日間、毎日6時間以上鳴らし込んでいます。「音質」が徐々に変化しています。
昨夜はやや大きな変化が途中から来ました。「音の広がり」が出始めたのと「音数」が多くなってオーケストラの弦楽器の数がD732を超えました。
その音色は「シルキー」で「艶やかでなめらかで柔らかい」です。音数が随分と増えて来ましたので「苦行」は随分と軽減されました。まだ「ヌケ・キレ・ノビ」は不足していますが、こちらも徐々に良くなっていっています。
D732やA730,727のスチューダー勢に比べると「音が奥まっている」様に思いますが、いやな感じは有りません。
鳴らし込みは「ジェット・ストリーム」(ロマンチック・クルージング)を順番にかけて確認しています。軽音楽の方が初期の鳴らし込みの場合気楽に楽しめます。城卓也のナレーションがすごく自然な感じでシャープに定位するシステムですので、この声の質感を確認するのも楽しみの一つです。
求めていたCDPに出会ったようです。このCDPを育てて私好みのサウンドが出来そうです。