夕方6時半くらいからずっと981を鳴らし続けています。そろそろ6時間くらいになりますのでケーブルのプラグやソケットが馴染んできていると思います。
正直EMTは「生演奏型」ではないと思います。「生演奏型」を望むならスチューダーが良いと思います。空間の表現はおのずと違います。
EMTは「デジタル処理」がとてもうまいのでしょうね。デジタルのギザギザした角を滑らかなアナログ波形にしているように思います。アナログ的と前回のブログで述べましたがあらためてそう感じます。
「音の粒子」が非常に小さいのでしょう。柔らかい音です。ボーカルや弦楽器辺りが得意そうに思います。自宅のサウンドは「非常に柔らかい音」で有ったのですが更に柔らかくなったように感じます。滑らかです。弾ける感じや音が壁を突き抜けて広がる感じは「活眼」を待たないといけませんが、素材としては非常にすばらしいと思っています。どこまで良くなるかがとても楽しみです。
話は変わりますが、操作性はスチューダーの方がやり易いです。SW類の作りや触感・配置もスチューダーの方が良いですね。スタート・ストップのSWの位置があまりにも下の方に有りますので2cmほど上げてセッティングしています。EMTはSW類がチョッと頼りない。デザインは他では得られない色使いで独特ですね。所有欲は満たしてくれると思います。
CDP機器の活眼に付いて気づいた事。国産のCDPでは「活眼」をまだ経験していないのです。S-9500やSD-9200を始め、安物のCDPでは「活眼」を感じません。もう随分と長い事使っていますが・・・・。CDPを活眼する為には「ヒューズ」の本数が多いほうが良いのかもしれません。A730もA727・D732も完全に「激変」と思えるほど変化しました。