Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

EMT#981とスチューダーA730やD732との違い

2009年09月14日 | ピュアオーディオ

夕方6時半くらいからずっと981を鳴らし続けています。そろそろ6時間くらいになりますのでケーブルのプラグやソケットが馴染んできていると思います。

Emt9813

正直EMTは「生演奏型」ではないと思います。「生演奏型」を望むならスチューダーが良いと思います。空間の表現はおのずと違います。

EMTは「デジタル処理」がとてもうまいのでしょうね。デジタルのギザギザした角を滑らかなアナログ波形にしているように思います。アナログ的と前回のブログで述べましたがあらためてそう感じます。

「音の粒子」が非常に小さいのでしょう。柔らかい音です。ボーカルや弦楽器辺りが得意そうに思います。自宅のサウンドは「非常に柔らかい音」で有ったのですが更に柔らかくなったように感じます。滑らかです。弾ける感じや音が壁を突き抜けて広がる感じは「活眼」を待たないといけませんが、素材としては非常にすばらしいと思っています。どこまで良くなるかがとても楽しみです。

話は変わりますが、操作性はスチューダーの方がやり易いです。SW類の作りや触感・配置もスチューダーの方が良いですね。スタート・ストップのSWの位置があまりにも下の方に有りますので2cmほど上げてセッティングしています。EMTはSW類がチョッと頼りない。デザインは他では得られない色使いで独特ですね。所有欲は満たしてくれると思います。

CDP機器の活眼に付いて気づいた事。国産のCDPでは「活眼」をまだ経験していないのです。S-9500やSD-9200を始め、安物のCDPでは「活眼」を感じません。もう随分と長い事使っていますが・・・・。CDPを活眼する為には「ヒューズ」の本数が多いほうが良いのかもしれません。A730もA727・D732も完全に「激変」と思えるほど変化しました。


EMT#981の自宅 第一声

2009年09月14日 | ピュアオーディオ

EMT#981を自宅のスチューダーD732(活眼/覚醒済み)と交代させました。写真が間に合いませんでしたが後日載せます。

Emt9811

さて肝心のサウンドですが、活眼済みのD732に遠く及びません。根本的に「音がハジケない」のです。枠の中に入ったサウンドです。活眼済みのD732は枠がなく音が広がります。この音の広がり方・弾け方が一般のCDPです。

どう表現したらよいだろうか?スケール感がこじんまりして、音の広がりがなく味気ない。でも出ている音そのものの質感は非常に好ましい物を感じます。

半年前のD732と同じ症状です。この#981も半年たてばこのD732と同じように「活眼/覚醒」して自然な音の広がりになり音が弾むようになると予想します。D732も4月に使い始めて「活眼」したのは9月に入った頃ですので約半年かかっています。

ラインケーブルにSCX-24、電源ケーブルにSCE-45Sのオールルシファー仕様ですので「活眼」までは経験上半年はかかります。

半年先と言うと来年の3月になりますが、現在のD732のサウンドを上回る良いサウンドになっている事でしょう。苦行の期間もD732の経験では約1ヶ月くらいで済みそうです。信号ラインの「活眼」がくるでしょう。電源ケーブルによる「活眼」に時間がかかるのです。


EMT#981のヒューズ交換

2009年09月14日 | ピュアオーディオ

昨日入荷したEMT#981を朝一番にアンプのSWを入れたのと同時に聴き出しました。昨日の印象は「好印象」でしたが「満足」出来る所までは距離が有ります。
Emt981

しなやかでなめらかな傾向が有りますが、高音域に線の細さを感じていました。

すでにオーディオグレードヒューズの効果を承知していますので早速交換しました。このEMT#981にはヒューズが6本使用されています。日本の機種はほとんど1本ですが欧州の機器はヒューズの本数が多いですね。スチューダーのA730には4本、A727には3本、D732にも2本か3本使用されていた様な?

ヒューズ交換後のサウンドは「音の線の太さ」が違和感を覚えなくなりました。なめらかさとしなやかさと空気感がスチューダーとは違います。個人的にはEMTの方が好みです。この為この機種は今夜自宅に持って帰り、D732と交代させます。117Vで音出し確認を早くしてみたくなりました。