現在「手を加えたくない」・「触りたくない」と思わせるほど良い表現をしてくれるのが「自宅システム(SP-707J)」です。
小音量でも「音痩せ」しないで真夜中(極小音量再生)に「モーツァルトのレクイエム」をかけても演奏者が眼前に広がります。まったく「音の威圧感」を感じません。だからと云って「ナロー」では有りません。
音の出方は「コンデンサーSP」の様で、音のキレ・ヌケの良さはコンプレッションドライバー、「音叉」の音の様に広がり、且つ音が弾みます。
自宅のシステムでは8つのSPユニットを組み合わせていますが、バラバラにユニットが鳴るという事が有りません。音は「面」で出てきます。ドライブするアンプはたった2Wのアンプです。試行錯誤を繰り返して4年かかりました。自画自賛ですけれどもここまで来ますと「機器の入れ替へ」や「調整」もしたくありません。ただ「音楽」を聴くだけにしたいです。
昨夜は久しぶりにADでグラシェナ・スサーナを聴きましたが、聴き始めると動きたくなくなります。CDとの音質比較でもほとんど聴き分けが出来ないほど遜色有りません。
今お気に入りはこの自宅のシステムとBC‐Ⅱのシステムです。オリンパスもウーハー交換後更に「音質アップ」をしていますがこちらはまだまだ「鳴らし込み」が必要です。