Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

SPシステムの満足度

2009年09月10日 | ピュアオーディオ

現在「手を加えたくない」・「触りたくない」と思わせるほど良い表現をしてくれるのが「自宅システム(SP-707J)」です。

小音量でも「音痩せ」しないで真夜中(極小音量再生)に「モーツァルトのレクイエム」をかけても演奏者が眼前に広がります。まったく「音の威圧感」を感じません。だからと云って「ナロー」では有りません。

音の出方は「コンデンサーSP」の様で、音のキレ・ヌケの良さはコンプレッションドライバー、「音叉」の音の様に広がり、且つ音が弾みます。

自宅のシステムでは8つのSPユニットを組み合わせていますが、バラバラにユニットが鳴るという事が有りません。音は「面」で出てきます。ドライブするアンプはたった2Wのアンプです。試行錯誤を繰り返して4年かかりました。自画自賛ですけれどもここまで来ますと「機器の入れ替へ」や「調整」もしたくありません。ただ「音楽」を聴くだけにしたいです。

昨夜は久しぶりにADでグラシェナ・スサーナを聴きましたが、聴き始めると動きたくなくなります。CDとの音質比較でもほとんど聴き分けが出来ないほど遜色有りません。

今お気に入りはこの自宅のシステムとBC‐Ⅱのシステムです。オリンパスもウーハー交換後更に「音質アップ」をしていますがこちらはまだまだ「鳴らし込み」が必要です。


D130 3ウェイ(EC-138)システムの「ルシファー化」

2009年09月10日 | ピュアオーディオ

SPの内部配線を「ルシファー化」しますと「まったくの別物次元」に音質改善ととスケール感が大きくなります。
Ec1381

オリンパスから始めて、707J、RCA箱、614(604-8G)、620A、UREI813B、SP-LE8T、ハーベス MKⅢとやってきました。そして先日BC‐Ⅱを完了し、最後のSP EC-138に昨日から手を付け始めました。上の写真がLchでウーハー、スコーカーと配線を取り外したところです。
Ec1382
こちらが取り外したLE85と今までの「化け物シリーズ」の配線です。これでも十分太い(φ11mm)のですがルシファーにしますとこの3倍の太さになります。(単純に3本仕様になりますが同じケーブルでは有りません。)
Ec1383
こちらがRchの箱。昨日から始めて明日の完成予定です。ウーハーへの「音質改善対策」は完了していますが、LE85へは「化け物」から「ルシファー」への音質改善対策を致します。

ネットワークはLX-5(500Hz)とN8000(8000Hz)を使っています。化け物クラス以上の配線ならばLE85で500Hzから十分に使えます。今回は更に「音質アップ」と「パワーアップ」を致します。

「配線交換」と一口に言って簡単そうに見えますが、「ルシファー」のケーブルを作るのが大変なのと取り付けも大変です。その為、3日間も時間をとっています。