一昨日から自宅に持ち込んで鳴らし込みに入っています。以前使っていたスチューダーD732は「活眼/覚醒」させていたので、現時点では「音質」は随分と落ちました。普通なら「致命的」と言える「音質差」です。
自宅の現在のアンプ等のシステムです。最下段のタオルを被っているのが本来のパワーアンプ3B252Bシングルアンプです。現在は2段目の6L6Gシングルアンプを使っています。見ていただければ判ると思いますが非常にシンプルなラインナップです。
CDP(EMT981)→ライントランス→プリ(C-290)→パワー(6L6Gシングル(2Wch)で電源が要るのは3台だけです。これで8SPユニットをドライブしています。
スチューダーとの比較になるのですがEMT981の良いところと悪いところを感じたままに挙げて見たいと思います。
1)良いところ
①音質が非常に滑らかで繊細で有り、アナログ的な音質。
②弦楽器の音色やヴォーカルの声の質感が秀逸なところ。
③音の密度が高く、将来「活眼/覚醒」した時のポテンシャルが大きいと予想させる事。
2)悪いところ
①全体のケースの強度がもっと欲しい。
②SW類の頼りなさ・操作感が悪い。
③リピートスタートがいちいち面倒くさい。
④SW類は色々並んでいるが使えるSWが意外と少ない。
⑤スタートのランプが明るすぎ・・・真っ暗にするとスタートランプが異常に目に入る
⑥電源ソケットが逆向きについている。(硬いケーブルの場合他の機種との差し替えが大変)
⑦ヴォーカルの低位がやや奥まっている。
⑧スタート・ストップSWがパネルの下の部分に有り、本体のみ設置では使いづらい。
と云うところでしょうか。
良いところは「音質関係」、悪いところは「機器の作り込み関係」と別れました。