Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

RCA箱システムへスチューダーA727を・・・

2009年09月16日 | ピュアオーディオ

昨夜スチューダーのD732を専務宅に持って行きましたので、今朝A727(マスタークロック交換)がRCA箱システムに来ました。
A7271

RCA箱システムには東芝のSD-9500を使っていましたが、「味がない」サウンドで今一の感でした。
A727を接続してのサウンドは、周波数レンジは低域も高域もそんなに伸びていませんが「エネルギー」の出方がスチューダーです。音の線が太く勢いがります。非常に聴きやすいです。ただやはり周波数レンジが狭く感じられますので物足りません。音数もD732やA730、EMT981に比べますと大幅にダウンします。

スチューダーのA730をはじめとする「Aシリーズ」はもう古いですね。これから買うなら「Dシリーズ」だと思います。


EMT#981の良いところ・悪いところ

2009年09月16日 | ピュアオーディオ

一昨日から自宅に持ち込んで鳴らし込みに入っています。以前使っていたスチューダーD732は「活眼/覚醒」させていたので、現時点では「音質」は随分と落ちました。普通なら「致命的」と言える「音質差」です。
Emt9812
自宅の現在のアンプ等のシステムです。最下段のタオルを被っているのが本来のパワーアンプ3B252Bシングルアンプです。現在は2段目の6L6Gシングルアンプを使っています。見ていただければ判ると思いますが非常にシンプルなラインナップです。

CDP(EMT981)→ライントランス→プリ(C-290)→パワー(6L6Gシングル(2Wch)で電源が要るのは3台だけです。これで8SPユニットをドライブしています。

スチューダーとの比較になるのですがEMT981の良いところと悪いところを感じたままに挙げて見たいと思います。

1)良いところ
 ①音質が非常に滑らかで繊細で有り、アナログ的な音質。
 ②弦楽器の音色やヴォーカルの声の質感が秀逸なところ。
 ③音の密度が高く、将来「活眼/覚醒」した時のポテンシャルが大きいと予想させる事。
2)悪いところ
 ①全体のケースの強度がもっと欲しい。
 ②SW類の頼りなさ・操作感が悪い。
 ③リピートスタートがいちいち面倒くさい。
 ④SW類は色々並んでいるが使えるSWが意外と少ない。
 ⑤スタートのランプが明るすぎ・・・真っ暗にするとスタートランプが異常に目に入る
 ⑥電源ソケットが逆向きについている。(硬いケーブルの場合他の機種との差し替えが大変)
 ⑦ヴォーカルの低位がやや奥まっている。
 ⑧スタート・ストップSWがパネルの下の部分に有り、本体のみ設置では使いづらい。

と云うところでしょうか。
良いところは「音質関係」、悪いところは「機器の作り込み関係」と別れました。