二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

朝飯前

2008-04-22 09:39:49 | 徒然に想う
昨日猫のことを書いたら、今朝は足元に現れた。ズリッと人の足に体を押し付けてくる。ぷいと離れたかと思えば、1メータも行かぬところで、ゴロっと背中を地面に擦り付け、腹まで見せてくる。人なつっこいヤツかもしれぬが、お前は猫だろが!なぁんだ、遊んでくれないんだと茂みに入って行ってしまった。そうだ、そうだね、君は猫だよ。

朝、ふと何もかも静かになる時間帯がある。日の出から3、40分頃。鳥も朝飯を取り一休みなのか、風の音だけになる。気のせいかも知れないが、満たされた静寂だ。

その静寂のなか、小父さん、野良に出て菜の物を収穫している。袋に詰めてスタンドに出すんだろう。いわゆる朝飯前。ゆっくり時間が過ぎる。

いきなり、お腹が鳴った。時計を見た。歩くペースを上げた。ゆっくりした静寂がぶち壊された。

2008-04-21 16:12:57 | 徒然に想う
興味深々という目で、庵主のことをずっと見つめている。何もでないし、よい事もないのに…。

それにしても、かわったヤツだ。どちらかというと、庵主は犬型の人間で猫に嫌われることが多い。呼びかけてみても逃げるだけだし、寄ってくるようなことは先ずない。単に、警戒心がない…。

いやいや、待てよ、正確には多かったというべき?。最近、そういえば逃げなくなってきた。「ニャ-」と呼びかけてみると、返事をしてきたり。先週も散歩道で出会って遊んだことを書いた。何がどう変わったかしらないが、友人が増えるのは悪いもんじゃない。

何もしないのも申し訳ないから、記念撮影。

足下

2008-04-20 08:36:30 | 徒然に想う
林はどこまで広がっているんだろう。頭の「上」だけじゃなかった。それは「下」にも広がっていた。「上」「下」と分け隔てて考える?

「全」と「個」って別物?「全」は「個」であって、「個」は「全」である?だから、特定のことだけを取り上げて分析しても何も分からない? 以前NHKのプロジェクト-Xで取り上げられた北海道の昆布の漁師さんたちの話。昆布の出来がどういうわけか悪くなった。いろいろ調べた結果、漁師さんたち、いい昆布を取るために陸にあがり植林をしたという。昆布や海に問題があったのではない、土砂が昆布の生態を悪くしたから。昆布や海だけを見ていたら解決しなかった。昆布や海・林、全てで一つ。一つで全てだ。 

どうもおかしなことを考えながら歩いたらしい。10キロを約一時間40分ほどかけたんだが、何も頭に入っていない。

強風の結果

2008-04-19 09:08:44 | 徒然に想う
昨日は参った。結局隣駅で完全に見合わせ、いつ動くとも知れない。後もう一駅先に行ってくれれば私鉄を乗り継いで会社に行けたのに。仕方なく改札を出てバスかタクシーで何とかしようと思ったが、当然、どちらも長蛇の列。待てど暮らせど来やしない。それでも、40分くらいは粘ってみた。すると、家の最寄り駅まで電車を動かすとのこと。それに飛び乗った。で、何とか家に戻り、家から会社のシステムにアクセスして仕事をする羽目に。まったくお粗末な顛末。

神社の公園の八重桜、かなり花を落としている。そりゃそうだ、電車すら止めてしまうような強さだったのだから。でも、その淡いピンクが濡れた地面にとても映えて美しい。さらに、昨日の残りのような風が吹くと、折角残している花がハラハラと散る。ちょっとした花吹雪。

藤?藤だよなぁ。大きな棚ではないが紫色と白い藤が咲いている。霜の心配もなくなってくる頃ということか。O町の大将、ネギやキャベツ・ブロッコリーなどの定植やらで忙しいだろうな。

強風のため

2008-04-18 09:05:22 | 徒然に想う
ほんと、よく降る…ハァ。散歩師にはつらい日が繰り返される。空を睨みつけてやろうとベランダに出た。雨の水滴が物干しにきれいにならんで風にユラユラかがやく。ちょっと素敵な情景。

強風のため駅と駅の間で止まってしまった。なんてこと…だ。

プレドニスト?

2008-04-17 18:52:38 | 徒然に想う
庵主のようなプレドニンの服用者を指す単語らしい。インターネットで副作用を再確認しておこうとしていたら出てきた。もちろん造語だし、ある意味自分を揶揄した呼び名だが、今時らしい。

免疫抑制剤だから色々な治療の中で使われる。問題は副作用。副作用は必ずしもでるものではないが、調べるとほんと様々。中でも、外見に出てしまうものが気になるところ。顔がむくんで丸くなるムーンフェイス、ニキビ。ステロイドだから筋肉もつきやすい。太りやすい、などなど。

庵主の場合、外見的にはないが、兎に角歯が冷たい物を取るとしみる。ただこれ、読んでも探しても見つからない。服用を始める時主治医と薬剤師から受けた説明でも触れられなかった。別な原因かとほっておいていたのだが、唯一今から7年位前に、個人が体験として書かれている物をみつけた。

庵主のプレドニストの道はまだ8ヶ月。折り返しにもきていない。インターネットにいるプレドニストの体験はもちろん主治医あっての治療だが、参考になる。

春は…

2008-04-16 08:32:34 | 徒然に想う
あけぼの、じゃなく霞…。今朝も早くから散歩に出ていった。雑木林を望めば、朝靄があがり幻想的に映る。これはと期待し、川に下っていく。そうね、こんなもんよ。神社の展望台に立つとさほど高度を上げていない太陽、やはり霞んで見える。

<ちょっと強調しすぎたかな…>

まな板の上の鯉。問診の日。どこか気がそぞろ。

土筆を見ると頭の下にある節かヘタというか王冠のようなところが黒っぽい。頭ももちろん黒い。もう、固くて美味しくないだろう。一昨日、蕗の薹の天ぷらを頂いた。オカンの弟さんが飛騨高山から送ってくれたそうだ。目ざとく気付いて食べたいと騒いだら、「しょうがないわねぇ」。息子のダイゾー君に天ぷらにさせ出してくれた。旨いのなんの。

庵主には、春はあけぼのでも、霞でもないかもしれぬ。春は山菜、美味しく野の物を頂き、彼らからエネルギーをもらえれば、それが最高のようだ。

コイノボリ

2008-04-15 12:14:19 | 徒然に想う
うーん、こうこないとね。起きてカーテンを開ければいい天気。ワクワクする、いつもより早く散歩に出よう。

まだ太陽も高くない。若い葉がさらに輝きを増している。ふと視界を黒いものが横切って上がっていった。ピィーチクパァチク、私らの家に近づかないで。電線ではツバメが口説いているのか、クチュクチュギィーギィー、おしゃべり。

次の世代やその次。そのまた次の次。これからやって来る彼らのことを考えないんだろ。自分たちの代で終わりじゃないのに。

鯉幟かぁ、ベランダじゃ狭かろうに。大空にたなびきたいだろうなぁ。車窓越しに背中に当たる日差しが暖かい。ベランダにいる君らじゃないが、こっちも狭苦しいところなんか。あのまま散歩を続けていたかった。世の中思うようにはいかないね、まったく。

蜘蛛の糸の輝き

2008-04-14 12:49:32 | 徒然に想う
温暖化にはプラスの面もあるとロシアの民間石油会社の副CEOが指摘した。つまり、北極海での開発が容易になり、新しい経路もひらかれ、北米・欧州に輸送出来る期間が長くなるからだそうだ。

お金儲けのまたとないチャンス、オイルを背後には何でも言える。あなたがただけの地球ならばそれで結構。せいぜい儲けられ贅沢に送らし下さい。

でも、地球はあなたがただけの物ではない。あなたがたの曾孫の曾孫たちの物でもありませんか。今に目をやっても、細菌から始まって多種多様な植物・動物たちと微妙なバランスの上で成り立っていやしませんか。お金儲けのためなら、人間の都合ばかりで地球を好きにしてよいのですか。将来の生活を奪うことはできないし、「自然のバランス」を壊すこともできない。

「自然・地球」を前に何をするか…。カグヤからの満地球の映像を見た。あの青い地球がいずれまっ茶色になってしまうのか…。

猫の目

2008-04-13 06:16:10 | 徒然に想う
一転、二月から三月のような陽気。おまけに、雨。しかも、レーダーでも観測されないような降っているんだかいないんだか。道を歩く女の子、傘を差している子と差してない子がいる。車も間欠でワイパーを回さないと水滴が気になるか。きっと、メガネをしていると降っているのがレンズ越しに分かる、そんな程度。まったく降るんだったら降れ、はっきりと。

春先、三寒四温という状況で温度が変わる話はいくらでもある。しかし、この一週間、一体何なんだ。GWのときのような陽気と思えば、梅が咲くような頃のようになったり。日々、季節が変わる。秋の空どころじゃない、まるで光に対して変化する猫の目のようだ。

空を見上げても、止むわけじゃない。窓から道を見下ろしても、止むわけじゃない。小原庄助さんのように朝酒は出来ないが、朝湯とでも洒落こむか…。仕方あるまい。