二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

万物発して

2008-04-04 09:44:27 | 徒然に想う
清明、二十四節気。万物が清々しく明るく美しいころとされる。中国の古い暦の書に「 万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」と。日々目の当たりにしている、正体が判らなかった草木が、一気に花や若葉を広げることで再びアイデンティティを取り戻していく様。その爆発力、正にこの清明たるを表しているかのよう。時々刻々、美しさがましていく。

ふと、日長一日、ゆっくりそんな様を観ていたくなった。