二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

コイノボリ

2008-04-15 12:14:19 | 徒然に想う
うーん、こうこないとね。起きてカーテンを開ければいい天気。ワクワクする、いつもより早く散歩に出よう。

まだ太陽も高くない。若い葉がさらに輝きを増している。ふと視界を黒いものが横切って上がっていった。ピィーチクパァチク、私らの家に近づかないで。電線ではツバメが口説いているのか、クチュクチュギィーギィー、おしゃべり。

次の世代やその次。そのまた次の次。これからやって来る彼らのことを考えないんだろ。自分たちの代で終わりじゃないのに。

鯉幟かぁ、ベランダじゃ狭かろうに。大空にたなびきたいだろうなぁ。車窓越しに背中に当たる日差しが暖かい。ベランダにいる君らじゃないが、こっちも狭苦しいところなんか。あのまま散歩を続けていたかった。世の中思うようにはいかないね、まったく。