二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

私は私

2009-01-27 13:43:26 | 徒然に想う
あの一輪の桜が頭と目に焼き付いて離れぬ。昨日は沢山のことを教えてくれると書いたが、今朝になって実は何も教えてくれていないことに気付いた。でもなぜか、すっかり庵主の体に染み込んでいる。

大体、あの一輪は盛り、それとも散ろうとしていたんだろうか。写真を撮るのに欄干につかまり手を伸ばした。それでも花を後ろからしか捕らえられない。正面からの様子が判らない。なんで早咲きとはいえ、一輪だけ咲いている? 他の蕾みはまだ固い。先に咲いて何かメリット?

…「なぜ」? 「メリット」? そんなこと、どうでもいいことではありませんか。ただ、私はここに咲いているだけですから。何も意味ないし。…それより、そう「花」って何です? かってに、薔薇(ばら)科、サクラ属、 カンザクラと細かく呼んだりしてますが、何なんでしょう。

判らないので、ネットで調べて見たが、はたして…。こうやって親指大の小さな花がカラダ全体に入り込んできてくれた、それで充分じゃなかろうか。うれしくなってしまった。