二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

初歩き

2009-01-02 09:58:19 | 徒然に想う
6時45分ころ神社の展望台に上がっていくと、考えることは大概同じで、10人ほどがすでに待っている。あと五分もすれば日の出だ。柵の支柱を三脚代わりにしてみたり、ロープを三脚にしたり、いろいろ出来る。場所はここでいい。

6時52分、ちょうど高圧線の鉄塔の向うから、顔をのぞかせ始めた。どんどん、一気に、姿が大きくなっていく。6時55分、全体を現した。今年もよろしく頼みますねと、心で思いながらシャッターを切る。

元日も天気が良かったから、大勢が出ただろう。見たいように見れなかったに違いない。一日遅れで初日の出も余裕を持って見れた。

歓声が上がるわけでもなく、6時56分に携帯でも残そうとして辺りを見ると、もう数人しか残っていない。寒いし、とっとと帰っていったなぁ。これからがまた、公園まで降りていくときれいなのに。人は人、自分は自分だ。植え込みの葉に、朝陽が輝いている。