大阪市では、自転車や徒歩で、赤信号で、交差点を渡るとき、クラクションを鳴らされるときは、まずないけど、他府県では、遠くに車がいて、運転に支障がないのに、クラクションを鳴らされます。
大阪市の天王寺以南の地下鉄では、横入り・割り込み乗車OKですが、JR神戸線でそれをすると、横入りダメとか言われ、おばはんに先に進めないように手を引っ張られたことすらあります。
電車車内で携帯電話でしゃべっていると他の客から注意を受けるのが、阪急線です。地下鉄や近鉄・南海・JR阪和線・大和路線・学研都市線は、注意をうけることはありません。
南海電車の特急サザン自由席に乗っているとき、カードカルトの店員繰りで、1時間近く、いろいろな店員に電話をかけまくっていました。前を車掌が4回通ったけど、一度も注意を受けませんでした。
要するに、大阪市内では、車は、通行人や自転車にクラクションを鳴らしたりしません。クラクションを鳴らされて、怒って、投石でもされたら車が傷つくからです。
また、他人のマナー違反・モラル違反を見ても、他人を注意するということをしません。注意すると、大阪では確率100パーセントでけんかになるからです。
お巡りさんも同じです。自転車で赤信号を渡った先にお巡りさんがいて、しもた。注意をうけるかなと思っても、お巡りさんが私に気づくと向こうを向きます。そして、渡り切ったあとで、正面を向き直します。
そのお巡りさんは、過去、信号無視を注意して、逆にしばかれたことがあり、それが、トラウマになっているからだと思われます。
先日、西成区内を通っているとき、巡回パトカーが信号待ちしている前を信号無視した自転車が何台も通りましたが、パトカーからは、何の注意アナウンスもありませんでした。
それは、アナウンスするとくってかかってくる人がいるので、面倒だからだと思われます。
それらの行動は、トラブルを回避するという大阪市民の知恵によるものです。
他人に注意するとなると、どつかれたり・しばかれたりする危険を伴うので、大阪市民は、経験的に、他人に注意をしません。
知能の高い大阪市民は、注意して得なことはないし、発生するのはリスクだけということを知っているからです。
街で見かける一番典型的な例は、車の大名行列です。
数台から10台の車が、徒歩の速さで、ゆっくりと走行しています。
先頭には、何が、、、
段ボールをいっぱい積んだリヤカーを引くおっさんです。
クラクションを鳴らせば、おっさんは、その場に、立ちすくみ、通行させてくれなくなります。
そのため、どの車もリヤカーのおっさんを刺激しないように、クラクションを鳴らさず、おっさんのリヤカーのあとをおとなしくついていくのです。
そして、後続車が次々たまってくるので、大名行列となるのです。
今回、萩山さんが、パーキングで、石橋に、注意さえしなければ、何も起こらなかったのです。
石橋も追突したトラック運転手もある意味、被害者です。
萩山さんは、45歳にもなって、他人を注意することに対するリスクがわかっていないので、アホとしか言いようがありません。
高速道路には、全国どこからも車が来ます。通行するのは、注意をしても刃向かってこないアホの静岡県民(テレビで静岡県民は日本で一番クレームをつけない県民性があるとやっていた)だけではないということを知らなかったのが、今回の悲劇を生みました。
昔から、クラクション殺人とかいろいろと事件がありました。
他人を注意すると、リスクが発生します。大阪では、「じゃかましいわい」と言ってけんかになります。
そのため、他人を絶対に注意しないという大阪市民の特性が誕生しました。
ここでいう大阪市民とは、大阪市南部。私が生まれ育った大阪市住吉区や東住吉区。29年間事務所がある大阪市浪速区の人たちを言います。
大阪市の北部や淀川以北は、タイプが異なるので、何とも言えません。
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東名夫婦死亡事故、進路を塞ぎ停車させた疑いで男逮捕
神奈川県大井町の東名高速で6月、ワゴン車がトラックに追突され夫婦が死亡、娘2人がけがをした事故で、県警は10日、一家のワゴン車の進路を塞いで停止させ、追突事故を引き起こしたなどとして、福岡県中間市の建設作業員石橋和歩容疑者(25)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)と暴行の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。
石橋容疑者は6月5日午後9時35分ごろ、静岡市清水区の車修理業萩山嘉久さん(当時45)一家のワゴン車の進路を塞ぎ、下り線の3車線のうち最も中央分離帯寄りの車線に停車させ、トラックとの追突事故を引き起こしたなどの疑いがある。
この事故で、嘉久さんと妻友香さん(当時39)が死亡、高校1年と小学6年の姉妹もけがをした。(古田寛也、伊藤和也)