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コロナというよりコイケに負けるな、食べて応援

2021-01-06 20:13:19 | 社会・経済
 

 
6日はまた大幅に新型コロナウィルスの新規感染者数が増えましたね。
東京都で1591人、全国でも6000人を超える過去最大規模です。

この6日の数というのがちょうど年末年始の人々の行動を反映しているとしたら、
やはり人の移動そのものが新コロ感染に寄与しているのではないでしょうか。

マスクや手指消毒じゃあ、感染予防にも限界があるのに、
ソレさえしてれば感染予防!活動して良い、みたいな認識にしてしまったのが、
ここにきての感染爆発に繋がっているのでしょう。

まあ、「with コロナ」と言って新コロと共存するというのは、こういうことです。
もはや都会を中心に、把握されないだけで相当、感染は既に拡がっている、というか、
すっかり浸透しちゃっているのかもしれません。


そうこうしているウチにさすがにここまでの感染爆発は我慢ならんってことで、
いよいよ政府も重い腰を上げて首都圏を対象に緊急事態宣言を発令の見込みです。

みんな言ってますけど、遅いですよね。遅杉。
Go Toキャンペーンによる人の移動と気の緩みの促進が
感染爆発を招いただろうことを認めたくなかったのでしょうがね。

しかし、ここまで感染爆発してから緊急事態宣言っつっても、
天ぷら油が発火してからガスコンロを止めようとするようなモノでしょう。


そしてどうやら今回の緊急事態宣言は、飲食業を中心にした対策になりそうとのこと。
例えば夜8時までの営業、アルコール類の提供は夜7時までとする時短営業を要請するなど。

こんなの、夜をメインにした飲食店なんか、まるで仕事にならんでしょう。
時短というより実質的には営業自粛の要請に他なりません。

ってことで既にバーをはじめ、時短というより休業を決めた飲食店が相次いでいます。
この調子では店を畳むことも増えてくるのではないでしょうか。


いや、飲食店にとってはなんと不憫な状態で、なんと卑劣な仕打ちでしょうか。
こんなに飲食店が目の敵にされなければならないのでしょうか。

確かに自分の周りでも、新コロ感染した知人というのは何人かいて、
彼らはどうやら夜の会食の場で感染した可能性が濃厚ではあるのですよ。

でも、ソレは飲食の機会がそうさせたのであって、飲食店が原因だったとは言えません。
だって多くの飲食店は懸命に感染予防対応してますよ。でもその先は客の行動次第なのです。

客が飲食の場でマスクを外して仲間と会話盛り上がったりして感染したと思われるのに、
そういうのまでお店のせいにされちゃたまらないですよ。
なのに、更なる時短要請。

そりゃ、時短することで、客の会食の機会は減らせるかも知れませんよ?
でもソレは飲食店から営業の機会を奪っているのですよ?
なのに、飲食店に対する十分な補償が用意されているようにも思えません。

ソレどころか、要請が守られない場合は店舗名を晒し罰金まで考えているとか、
政治・行政側の責任問題はないがしろに、事業者には懲罰を課すとか理不尽でしょう。
飲食店だって納税してるんですよ?


コレね、こうして飲食店を標的に緊急事態宣言なりの対策を施すのならば、
客の行動というより飲食店が感染の温床との根拠をちゃんと出すべきですよ。
ところが、ただ情緒的に飲食店での感染が多そうだ、ってだけでしょう?

お店と客とのどちらが原因とかまで追及しないままで、都合で決めつけているのです。
感染爆発はナニが主な原因かを、飲食店に押し付けて自身の責任から逃れているのです。

ソレに、十分な感染対策しているお店だったら利用の推奨できたんじゃなかったでしたっけ?
東京都の「感染防止徹底宣言ステッカー」とはなんだったのでしょうか?
ステッカーが掲示されているなら安心して楽しめるお店だった筈じゃないのでしょうか?
そのお店でも時短が必要なんでしょうか?
ガイドラインに沿って真摯に対応してきた飲食店の努力はどうなるのでしょうか?

都知事の百合子センセーは、ステッカー掲出なのに飲食店が感染拡大の原因という矛盾と、
飲食店での感染の実態について、説明すべきではないでしょうか。


というワケで、7日に緊急事態宣言が再発令され、再び大規模な在宅勤務と外出自粛が
なされると思いますが、ただでさえ時短要請で地獄のような状況にある飲食店を、
ここでこそ応援しようじゃ、あーりませんか。

お店に行って飲食するのですよ。
自分は在宅勤務期間は昼も夜も家で適当に自炊して食事をとることが多かったのですが、
コレからはお店に行って、売上に貢献しますよ。微々たるモノですけどね。

ええ、Go Toイートなんかではありませんが、お店で食事して飲食店を応援するのです。
バタバタと見慣れたお店が消えていくのをただ見過ごすワケにはいきません。

そして、今、飲食店が直面している困難な状況が、いつ自分に降りかかってくるかもしれませんから。