Do you remember rock'n' roll radio?

Macとか音楽とかサッカーとか気にくわないニュースとか、独りよがりの邪推と妄想

私は、スポナビライブとApple TVで、テレビをやめました。

2017-03-26 17:11:31 | Mac,ガジェット



このたび、スポナビライブに加入しました。
スマホやタブレット、PCでオンデマンドやライブストリーミング放送を楽しむ、
ネット経由のスポーツ専門チャンネルです。

ネットでスポーツ中継を観戦することには、あまりイメージはなかったのですけども。
どうも、大量のデータをネットで受信しっぱなしということに抵抗ありましたし、
画質が視聴するに足るクオリティなのかどうか、懐疑的だったからです。

ですが、自分が好きな海外サッカー、特にイングランドのプレミアリーグを観るために
ケーブルテレビでJsportsを視聴していたところ、どうもこのところライブ中継が減ったような、
また、プレミアリーグ観戦のためわざわざ追加しているJsports4でさえ、
契約の件でもあるのかどうなのか、どうも以前に比べてライブ中継が減っているような、
そんな印象を受けましたので、だったら1ヶ月無料だし、スポナビライブでも観てみるかとなったのです。

基本的にはスマホ・タブレット・PC向けのサービスですが、Amazon Fire TVやChromecast、
Apple TVなどのデバイスを使用すれば既存のテレビでも視聴可能とのことで、
せっかくなのでApple TVも購入してみました。





Apple TVを使ってどう観るかというと、iPhoneかiPadでスポナビライブのアプリを操作し、
Apple TVにミラーリングさせるという方法をとります。
このへん、Apple TV用のアプリを出してくれれば、もっと容易になるんですがねえ。


さて、実際にスポナビライブを視聴してみますと、まず、懸念していた画質はほとんど問題なし。
ネット経由ってことで動きがもっとカクカクするのかと思っていましたが、そんなことありません。

いや実際は、テレビ放送に比べると動きのなめらかさ、色の再現性は少し落ちます。
が、大して問題にならないレベルですよ。32インチの画面で見る自分の印象ですけどもね。

それよりナニより、観たいプログラムが好きなときに選んで観られる、ということが大きいのです。
プレミアリーグで言うとJsportsよりもライブ中継は多いですし、自分の好きな試合が選べますからね。
ま、テレビ放送と違って日本語の実況がある試合は限られてしまうのですが。

でもですよ、たとえライブで観ることができなくても、1週間くらいは見逃したプログラムも
後で視聴することができるのですから、この便利さといったらないです。


そしてスポナビライブだけでなく、もともとApple TVではドラマや映画も楽しめますから、
試しにいくつか視聴してみましたが、こちらは流石にApple TVネイティブだからなのか、
スポーツ中継との違いなのか、ストリーミングでも画質については全く問題なし。

ほかにAmazonプライムも使ってみましたが、無料のコンテンツもありますのでね、
いやあ、オンデマンドの環境って便利ですね。

今まではテレビの番組表を見て、いつナニが放送されるかを確認して、録画予約とかしてたのが、
そういうのが一切バカらしく思えてきました。


じゃあもう、テレビいらないかな?と、なるワケですよ。
自分はもともとテレビはあまり見ませんし、見るとしたらスポーツか映画、
あとは大きな事件でもあったときにニュース番組、ってな程度なのに、
わざわざケーブルテレビを契約しているのがもったいないなあと。

自分の住む集合住宅で引いているケーブルテレビで安めのパック契約でも3千数百円で、
それにオプションのJsports4と、WOWOWと、セットトップボックス代で、月約8千円でしょ。
NHKも足したら1万円!

いや、自分が普段そんなにテレビに嗜んでいるかといったら全然です。
ということで、これら全部、解約しました。

残ったのはスポナビライブのみで、ソフトバンク利用者なので月500円ですよ奥さん!
(今は価格改定されてソフトバンク利用者でも月980円)

Amazonプライムが年間3900円で、もともとショッピングで加入してましたし。
今後、HuluとかNetflixとか、他のチャンネルを追加するかも知れませんが、
自分の視聴スタイルにはこれで十分なのです。


一つだけ解約の際に悩んだのは、録画ができないってことなんですね。

いままではHDDに番組を録画し、例えば気に入った試合なんかはDVDにダビングする、
そうしてメディアとして保存していたのが、それができないことです。

これだけはとても悩ましかったのですが、取りためたDVDをそんなに観るかといえば、
そうでもないってことで、もう割り切ることにしました。

まあ、このあたり調べてみると、Apple TVからMacに録画できたりするのかな?
みたいなことは、これからおいおい試していきたいと思います。


しかし、こうしてスポナビライブとApple TVを導入してみて2週間くらいですが、
オンデマンドで観たいときに観たいモノを選んで視聴する、コレを体験したら元に戻れません。

決まった時間に決まった番組が放映されるのを待つなんて、
そして番組表に従って録画予約をするなんて、もう考えられません。

まあ、朝の決まった時間に天気予報を見たいとか、そういう需要はあるかも知れませんが。


ということで、これからテレビはネット経由でオンデマンド型ってのが
どんどんデフォルトになっていくような気がしているのですが。

どうも日本の放送業界はやれ次は4K放送だ、その次は8K放送だというふうに、
いまだに受像器としてのテレビを更新していこうとするばかりに思えますけど、
そんなことでいいんだろうかと、考えてしまうのですよ。

だって、放送する側も視聴者側も規格が変わる度に機器等のリプレイスを迫られるわけで、
そんなのバカらしいでしょう。まあそれが、一部の業界にはビジネスなのでしょうが、
従来型の視聴スタイルが続くことを前提にしているのもどうなんでしょうか。

それよりは、どう多彩なコンテンツをそろえ、どれだけアクセスしやすくし、
より低ストレスでの視聴を実現するか、オンデマンド配信のプラットフォーム整備と革新が、
重要なんじゃないかという気がしています。

まぁネットを基本にすると、ダズーンみたいな不調や、ネット障害のリスクはありますけどね。


さて、スポナビライブとApple TVで自分にとっては必要最低限で十分な視聴環境となったのですが。
Apple TVのSiriリモコンが意外に使いづらく。。





このオサレなリモコンのナニが使いづらいかというと、このオサレさゆえなのです。





iPhone 6と比べてもこの小ささとこの薄さ、この質感で、手に握りにくいのです。
軽いですし、容易に手から滑りそうな怖さがあります。

そうしているうちに落っことしたり、勢いでどっかに飛んでいってしまって、
ガラスやら花瓶を割ってしまうとかモノを倒してしまうとか、
なんかそういうことが起こりそうな気配なのですよ。
そしてまた、どっちが上でどっちが下なのかわかりにくい。

これはいかんということで、対策としてストラップなどのアクセサリを探すことにしました。
アップル純正だとリモコンのLightning端子に挿すタイプのストラップ Remote Loop があるのですが、
コレで1400円。。うーむ。

他で探してみると、R1 Intelli Case という商品が見つかりました。
ネットで約2000円と少しお高いですが、シリコンケースで本体も保護できますし、
ストラップも付いてますので、落としたり無くしたりといったリスクは大幅に低減できそうです。





コレです、コレで握るのにふさわしくなりましたし、ようやく安心できます。

ただ、選んだ本体の赤色が、事前の商品情報とは違って派手で安っぽかったのが残念ですが。。