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[再掲]生まれ来る子供たちのために

2017-03-10 22:01:29 | 日記
311の震災から、福島の原発事故から、ちょうど6年です。

原発事故関連では、事故の収束・廃炉が順調に進むどころか、
避難した子供たちがいじめに遭うとか、除染作業では収賄があるとか、
一方、当事者の逃凶電力は最高益をあげて社員にはボーナスも出るとか、
まぁ酷い有様なんですが。

今日は、6年前にポストしたエントリーを、そのまま掲載したいと思います。


 生まれ来る子供たちのために

  「生まれ来る子供たちのために」 by オフコース


  多くの過ちを 僕もしたように
  愛するこの国も 戻れない もう戻れない

  あの人がそのたび 許してきたように
  僕はこの国の 明日をまた想う

  広い空よ僕らは 今どこにいる
  頼るもの何もない あの頃へ帰りたい

  広い空よ僕らは 今どこにいる
  (生まれ来る子供たちのために何を語ろう)
  何を語ろう

  君よ 愛する人を 守り給え
  大きく手を広げて 子供たちを抱き給え

  ひとり またひとり 友は集まるだろう
  ひとり またひとり ひとり またひとり

  真っ白な帆を上げて 旅立つ船に乗り
  力の続く限り ふたりでも漕いでゆく

  その力を与え給え
  勇気を与え給え
 
 (作詞・作曲:小田和正)
 
 
 この曲に関する記述を、Wikipediaから引用します。
 
 
  ヒットした「さよなら」の次のシングルとして、この曲を発表した経緯について小田は、

  「こういう曲をシングルにするっていうのはやっぱり、盛り上がったときにしかできないしょ?
  普通のときに出していたら、良い曲だけど地味だ、っていわれるだけ。
  で、この時期にそういう曲を出して、次の活動につなげていきたいんだよね」

  「これはオフコースのテーマ、というか、僕自身のテーマなんだよね。
  日本はどうなっちゃうんだろう、という危機感て前からあるでしょ?
  でも結局、公害どうのこうのっていっても、そんな騒ぎはすぐ下火になっちゃう。

  日本人って、そういう部分で飽きちゃうんだ。それを自分自身でも意識しているべきだと思う。
  そんな意味で出しかった」と、リリース当時のインタビューで答えていた。
 
 
 引用終わりです。


 「生まれ来る子供たちのために」は1980年発売の曲です。

 日本はいくつかの公害に苦しんできながら、
 その経験をちっとも生かせないまま、今に至ったのでしょうか。