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2011-02-18 01:33:36 | 社会・経済
チュニジアやエジプトで起こった、政権を打倒するまでになった民衆のデモが、
イランにも飛び火したというニュースがここ最近出てますね。

でも、なんか変ですね。
イランでの民衆のデモというの反米である政権へのデモですから、
これまでのチュニジアやエジプトでの親米独裁政権への反発とは、
文脈が違うと言えますけど。

ま、その反米政権に不満を持つ民衆もいるでしょうから、
チュニジアとエジプトの流れというより、それらに触発されたのだ、
そう見ることもできるとは思いますが。

いやいや、、、
やっぱり、イスラム主義勢力の拡大を阻止したいアメリカの巻き返しでしょうかね。
ウラでCIAあたりが煽動してるんでしょう。

反米のデモが拡大してるんじゃない、中東全域でそういう動き、
つまり民主化を求める動きが起きているんだ-!という、
アメリカなりのアピールでもしようとしているんではないでしょうかね。


さて、チュニジアやエジプトの民衆デモに多大な貢献をしたとされるフェイスブック。

最近、自分の周りでもフェイスブックを始める人が急速に増えてきました。
中東や北アフリカのデモの報道の影響も確かにあるんじゃないでしょうか。

そんなフェイスブックはデモの立役者としてだけでなく、
ここ最近は何かと頻繁にメディアに取り上げられることが多いですね。


例えば、
創業者のマークがタイム誌の表紙「今年の顔」になったとか、
そのマークやフェイスブックにまつわるストーリーは本で出版されたとか、

映画になったとか、
その映画は賞もとったとか、
なんか出来レースっぽいな・・・なんて疑いつつも、
ま、映画は面白いという人も実際いるので、出来はいいのかもしれませんが。

ゴールドマンサックスからだっけ?大量の資金を調達したとか、
ユーザー数が全世界で6億人を超えたとか、
んで、ネットアクセスがグーグルを超えたとか、

まあ景気のいい話ばかりなんですが、
景気が良過ぎてなんかおかしいと思うのは自分だけでしょうか。

持ち上げられ過ぎというか、あまりに評価を得過ぎている気がするのですよ。


邪推するにですね、こうやって好意的な露出をすることによって、
ユーザーをさらに獲得するなりメディアとしての存在感を強化するなりして、
価値を不当に高めようとしてるんじゃないかと勘ぐってしまうのです。

当然そこでは誰かが裏でカネ儲けしようとしているか、
ユーザーの個人情報を利用としてるに違いない、と思うワケです。

プライバシーに問題のあるとされる設定だかサービスを非難されたことも
実際あったのですけど、膨大な個人情報はフェイスブックにとって
力の源泉となりうる大きな資産であり続けるのでしょう。


そして、そうしたプライバシーを狙う連中は絶対にいるはずなのです。
そこでフェイスブックと取引をしているかもしれません。

特にフェイスブックは実名を原則としてますから、
それは純粋なSNSの活用法として、つまりは自分を売り込む・・・
仕事でもプライベートでも・・・価値のある側面なワケですが、
同時にそこが悪用のねらいどころでもあるのですよね。


たとえばアメリカ政府、FBI、CIA、NSAあたりには、
フェイスブック内の言動なんて、まるっきり監視されているんじゃないでしょうか。

そう考えると自分としてはフェイスブックは既に不気味な存在でもあって、
あまり触れたくないのがホンネなんですよ。

いくら思っていても、フェイスブックのプロフィールとかに
「アメリカ嫌い」「ウィキリークス好き」とか書けませんからねえ。


そんなカンジで、巨大なネット企業は、権力側にとっては、
プライバシー収集の重要なツールなのだと言えますよね。


だから、ひょっとしたら、そういうことを悟って、
中国はグーグルを閉め出したんじゃないでしょうか。
グーグルが中国で収集した情報をアメリカ政府が使うと察したとしたら?

そりゃ、国家としては放っておくわけにはいかないのが当然でしょう。
こうした危機意識の高さを中国は持っていると言うことなのかもしれませんよ。