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政権に盲従し、忖度するいびつなメディア

2023-07-23 09:42:25 | 国際・政治

保険金不正請求問題で中古車買取で有名なビッグモーターが叩かれまくってます。

故意にクルマに傷をつけるなどインチキして保険金を請求していたのが大規模で長期に渡っており、

会社が組織的にやってきたことなのではないかといういうことのようです。

 

ソレ自体は確かに不正でありビッグモーターが批判・制裁を受けるのに異存ありませんが、

坊主憎けりゃナントカってカンジなのでしょうか、今や社長から企業風土からナニからナニまで、

バッシングの対象にしてしまって、国民もソレに煽られてここぞとばかりに攻撃している感があります。

 

例えば第3者委員会とやらによる調査ではこんな報告があったようですが。

 

 「経営陣に盲従し、忖度(そんたく)するいびつな企業風土」

 

なんだそうです。

が、いやコレ自分なんかはズッコケたのですが、逆にそうじゃない企業なんであるんです?

 

あるのかもしれませんけど、ほとんどの企業は顧客第一主義!なんて表では言っても、

結局は会社のお偉いに最も気を遣っているんじゃないかと思うのですがね。

ソレ差し置いてビッグモーターだけが特殊でいびつだなんて、誰が言えるのかと。

 

他にも、やれノルマがきついとか利益至上主義だとか、それって異常で珍しいことですかと。

さらに会社の何ヶ条というのが槍玉に挙げられたり、社長自身がドケチだとかいう報道まであるようで、

ビッグモーターならなんでも叩いて数字を稼げ、みたいなメディアの風土こそどうなのかと思ったり。

 

さて不正が明らかになったビッグモーターが叩かれるのはしょうがないとしてもこうなると、

同業他社はどうなのか、似たようなことはやってないのかと気になってくるところです。

ビッグモーターだけでなく業界として同じ風土があって同様の不正が常態化してはいないのかと。

 

しかもビッグモーターに関しては、不正に保険会社も関わっていたと言われます。

損保ジャパンとのことですが、共犯なのだとすれば当然、ビッグモーター同様の扱いを受けねばならないでしょう。

そのときもさあ、損保ジャパンの企業風土だとか社長や役員の異常ぶりが注目されるのでしょうかね。

 

こうして事業会社と金融がグルになって不正を働き利益を得ていたというと、

かぼちゃの馬車とスルガ銀行を思い起こさせますが、こうしたスキームってひょっとしたら、

もっと社会の至る所にはびこっているんじゃないか、そんな気さえしてきます。

 

 

さて今回のビッグモーターのように、特定の企業などの問題に対してメディアスクラムが組まれ、

国民全体も一緒になって集中攻撃する景色というのは珍しくありませんが、そういえば統一教会はどうなりましたっけね。

 

「マザームーン」もしもし山本朋広センセーは次期衆院選神奈川4区の支部長になるらしいですし、

「壺まっしぐら」山際大志郎センセーも、神奈川18区の支部長なんですってよ奥さん。

 

山際センセーについては、自分も記事をポストしたことがあるように、

もともと近所にセンセー本人のポスターが掲出されていた場所がありまして、

 

 やまぎわ大志郎「壺まっしぐら」

 

一時期は本人のポスターも剥がされ党のものに変わっていたのですが、なんと最近、本人ポスターが復活していたのです。

しかも以前は1枚だったのが今じゃ3枚でしたよ。

 

いやー、アベちゃんが銃撃されてから1年も経て、メディアの追求もおさまって、

自民党や統一教会としちゃ、もう禊は済んだってなことなんでしょうか。

だって、まるで反省してないってコトじゃ、あーりませんか。

 

ソレに山際センセーで言うと、最近法改正された電動キックボードの件に、

UR賄賂疑惑の甘利センセーとともに暗躍してたっていうじゃ、あーりませんか。

 

あの電動キックボード改正もひどいですよね。

16歳以上なら免許不要、ヘルメットは努力義務、最高速度20km/hで走行可能と大幅な緩和で

電動キックボードの走行を認めちゃっているワケですが、なんでこんな法改正が通ったのでしょう。

 

こんなユルユルの規制じゃ危険極まりないのは明らかな筈なんですが、

よっぽどの利権でもあるってコトなんでしょうけど、そこに山際センセーが関わっていると。

 

で、いくら総理大臣の岸田センセーが関係を持たない、なんて言ったところで、

たぶん山際センセーと統一教会の関係ってどうせ切れてないですよね。

 

まあ様々な報道から1年が経つってところなんで山際事務所には資料も残ってないでしょうし、

そんな問題があったとの記憶もセンセー本人からは消えているのでしょうけどもね。

 

 

ビッグモーターの件を叩くのもいいですけど、今や政治と統一教会との問題はほったらかしなんでしょうか、

大マスコミはじめメディアのみなさんにとっては。

 

例えば岸田センセーがこんなこと言ってもノー批判。

 

 岸田首相「国会も変わらねば」

 岸田文雄首相は22日、政策提言組織「令和国民会議(令和臨調)」の会合で、

 「時代は大きく変化している。国会の運び方やありようも変わらなければならない」と述べた。

 行政府トップの首相が立法府の在り方に言及するのは異例で、野党から批判が出る可能性もある。

 令和臨調の佐々木毅共同代表が、国会は役割を十分に果たしていないと批判したのに答えた。

 首相は「指摘は謙虚に受け止めなければいけない」と応じた上で、

 「国会の議論も批判だけではなく、国民に分かりやすい形で選択肢を示していくことが大事だ」と語った。 

 

 

「野党から批判が出る可能性もある」なんて他人事のように言ってないで、

おかしいと思ったら自身で言葉にしなさいよメディアなんだったら。

 

と、思うトコロですが、日本のマスコミに期待しても無駄ですかね。

 

なんせ岸田センセーはじめ政府は物価高も九州北部や秋田の豪雨も気にしてないふうで、

キックボードの件もマイナンバーカードも決定ありきで国民置き去りでゴリ押しあるのみ、

なのに政府への批判と追求の甘いこと。

 

ビッグモーター批判もいいですが、メディアのいびつな企業風土はもっと批判されるべきですよ。

 

 

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ワグネルを誰が唆したか

2023-06-28 22:50:51 | 国際・政治

ロシアで反乱?起こし、たった1日でその動きをおさめたとされる民間軍事組織のワグネルですが、

トップのプリゴジンはその後は消息不明ともされていたものの、隣国でロシアの同盟国ベラルーシに入ったと、

ルカシェンコ・ベラルーシ大統領が表明したようです。

 

もちろん、ホントのところはわかりませんがね。

プリゴジンの身の安全もあるでしょうし、その他の駆け引きもあるでしょうから、

ホントのことなんて明かすことはありません。

プリゴジンはベラルーシにいるのかもしれませんし、別のところにいるのかもしれませんし、

そもそもプリゴジンが存命なのかどうかもわかりません。

 

まぁそうなってくると、ワグネルの反乱?とはなんだったのか、まるでわかりませんね。

メディアでは専門家(笑)なる人たちが解説らしきことをしてますけど、

ソレが当たってるかなんて今までの経緯からしても眉唾でしかありません。

 

だいたいが戦争に関する報道そのものについて、我々に届く時点でなんらかバイアスがかかっていて、

事実とは違うものになっていることでしょうから、その情報のほとんど全てを信じてはいませんが。

 

 

しかし、ワグネルの動機がまずわかりません。

戦闘前線に立たされる割にはロシア政府の支援状態に不満だったとか言われますけどね。

 

でもま自分的には、まずワグネル単独で判断し行動したとは考えにくいです。

政権の転覆を狙うロシア政府の中の人なのか、それとも西側なのかが唆したんじゃないでしょうか。

自分はアメリカとか西側が唆した行動だったんじゃないかと考えてましたけども。

唆した側の動機というか、狙いまでは考えつきませんで。

 

ただ、反乱の行進中にプリゴジンが自動車の窓を開け沿道の民衆に応え、

握手したりスマホでの撮影に応じたりするシーンがありますでしょ。

あれ、反乱を起こしている組織のトップができることじゃあない筈なんですよ。

 

隙あれば刺客に狙われる立場でありながら、あんな無防備なことできますか?

つまりあの映像は演出なんですよ。

ワグネルがロシアに反旗を翻して行進してると見せつける演出、アリバイなのです。

 

そういう事実化が何故必要だったか、プリゴジンを唆したのがロシアなのか西側なのかわかりませんけども、

どちらにせよ、ワグネル反乱!との現実を世界に撒き散らす目的があったんだろうなと。

 

その効果というのは、日本でも報じられているようにプーチン政権の弱体化を世界に印象付けるためなのか。

ロシア内部のクーデターだとしたら、この早期の撤退はあまりにヘタレすぎるとは思うところですが。

相当に家族を殺すとかいう脅しが効いたのか、モスクワで流血を避けたいとの配慮が働いたのか、

そんなことがプリゴジンの行動を変えたというのも不思議です。

だってそんなことは反乱?を起こす際に当然想定されることだからです。

 

ってことは、反乱を起こしたように見せて、途中で中止するみたいなことが、

最初から筋書きにあったような気がしませんか。もちろん、わからないですよ。

 

でも、ベラルーシのルカシェンコの立ち回りでこんなにすぐプリゴジンが考えを変え、

撤退を始めるなんて、どんな魔法を使ったんでしょうかルカシェンコ。

そしてナニによって考えをあっというまに変えたのでしょうかプリゴジン。

 

うーん、ルカシェンコの起点と行動力でプリゴジンが鉾をおさめたというより、

最初からなんらかのシナリオがあったような気がしますがねえ。

 

もし本当にロシア内部のクーデターもしくは西側の唆しによってワグネルが行動し、

でもうまい具合にルカシェンコに説得されたのだとしたら、今は安全にどこかに隠されてるとしても、

プリゴジンはじめワグネルはタダじゃあ済まないように思いますがねえ。

 

とはいえワグネルはワグネルで、ロシアにとっては利用価値がありそうなので、

完全に潰すワケにもいかなそうですけど、どうなりますやら。

 

 

しかし、こうしてモスクワ侵攻を目前にしながら撤退したワグネルについて、

なんか日本の大マスコミは「汚れ仕事をやらされてきた」と同情的に評するのですが、

民間軍事組織のやることって、だいたいがそうであって、ソレでビジネスになってるワケでしょ。

 

なんかこのへんのバイアスのかけかたも気になるところです。

そのうち、プリゴジンが粛清されたとしたらさらに、プリゴジンを英雄視する報道になりそうですよね。

悪役のプーチンに抗った英雄だと。

 

そしてさらにプーチンを、ロシアを悪役に仕立てるという。

どうなんでしょうか。

 

とにかくどっちにしても、ワグネルの反乱を次の展開の契機にしたいってことなんでしょうけども。

 

  

 

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どうするプーチン

2023-06-26 22:31:01 | 国際・政治

この週末に起きたことといったら凄かったですね。

いや、日本じゃなくてロシアで起こった、クーデター?のようなもの。

 

ご存知の通り1年以上もウクライナに対して戦争を仕掛けているロシア、

当初はさっさとウクライナを屈服させてしまうのではないかと思っていましたが、まだまだ戦闘は続いています。

早く終結、もしくは停戦してほしいところですが、ウクライナ側に立つ西側諸国といったら、

「いいぞもっとやれ」と言わんばかりに戦争支援。いやはや困ったものです。

 

そんな中、ロシアの戦闘の最前線に立っていた民間軍事組織ワグネルが、なんと反乱と見られる動きを起こし、

軍隊がモスクワに向かって行進するとのニュースが世界を駆け巡りました。

 

一体ナニがどう起こっているのかw刈らない状態でしたが、ロシアのプーチン大統領もサンクトペテルブルクに

移動するといった報道もあり、かなり緊迫したクーデターなのではないかと思われました。

 

んが、そうした行動発生からわずか1日でワグネルは引き揚げることとなり、あっさり反乱終結の様相。

なんとも肩透かしな後退なワケですが、報道によるとワグネルのトップ、プリゴジン氏が

ロシア政府との説得に応じたカタチなワケでしょうか。

 

ロシア政府ではなくベラルーシのルカシェンコ大統領との会談の結果とも言われており、

プリゴジンはベラルーシに向かっているとされていたところ行方は消息不明だとか、

情報は混沌としているようではあります。

 

一報では、プリゴジン氏が態度を変容させてたのは首都で流血の事態を避けるためだったとも、

政府から家族を殺すと脅されたからからだとも言われているのですけども、そんなの、

どっちとも反乱を起こす時に簡単に想定されることだった筈じゃないですか。

ソレを覚悟での行動だった筈なのに、だから後退ってのはなんともヘタレと言いますか。

 

だってそんな理由でプリコジンが後退するなんて判断をしたらソレこそ、ワグネルの士気に影響するってモノでしょう。

ワグネルの兵士が反乱やる気マンマンだったとしたら、ここで終わるなんて納得できないでしょう。

 

だからきっと、コレは真相ではないのでしょう。

なんかの壮大な茶番・・そんな気がしますけどもね。

ソレがロシアによるものか、アメリカなど西側の謀略なのかはわかりませんけども。

 

 

そんなこんなで日本のメディアでは、ワグネルの反乱が1日で終結したとはいえ、

プーチン政権の弱体化を示す出来事だ!なーんて論調が主流のようです。

 

しかしねえ、ロシア・ウクライナ問題でも新コロ問題でもそうですが、大マスコミはその筋の大先生を呼んで解説させて、

さもソレが正しいことのように報道しますが、なーんも信用できませんけどね。

そもそも戦争状態なワケですから、飛び交う情報なんてどれも信用のおけるモノとは思えません。

ソレ以前に自分は大マスコミを信用してないってのもありますけども。

 

ってなワケで、今回のワグネルの反乱が大マスコミが言うようにワグネルとロシア国防軍の対立によるモノか、

ロシアの意図で演出されたモノか、あるいはプリゴジンが西側に唆されたのか、わかりませんけども、

大マスコミが一様にプーチン政権終わりの始まりだ!ってな論調なのには違和感持つのですけどもね。

もっと違う視点を提供してくれないと、ほんとただの政府広報でしかないですからね。

 

 

というワケでね、ロシア・ウクライナに関しては戦争なのですから、

正しい情報が入ってくるなんて思っちゃいけません。全部作られてるか操作されてます。

 

ので、いちいち信用したり振り回されたりしないようにしましょう。

新コロに関してもですね。

 

 

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ゼレンスキーサミットなのか広島G7

2023-05-21 09:50:01 | 国際・政治

広島で行われているG7に突如、ウクライナのゼレンスキー大統領が登場したってんで、

なにやら世紀の英雄を迎えたかのような大歓迎ぶりで、ホスト国の日本もどこへやら、

完全にサミットの場をゼレンスキーが掻っ攫ったのかのよう。

 

そんでまあナニしに来たのかというと、ロシアとの戦争のために武器支援等の会談なんだとか。

アメリカさんなんかは早速、F16戦闘機の供与を容認なんですとさ。

いったいゼレンスキーは、戦争を続けるために日本にやってきたってワケです。

そんでソレを迎えるG7もG7で、支援はまだしも戦争拡大に手を貸すばかりみたいで、 停戦の提案くらいしないのでしょうか。

 

なーにが広島ビジョンでしょうか。

原爆資料館を視察したなんてカタチだけ取り繕って、平和どころか戦争拡大のサミットじゃ、あーりませんか。

だいたいですよ、その原爆資料館視察も報道陣には完全非公開で、ほんとに視察したのか?と疑われてさえいます。

 

 G7史上初なのに完全非公開 原爆資料館での首脳たちを見せない「中途半端さ」の裏側

 

 先進7カ国(G7)首脳が19日、史上初めてそろって被爆地・広島を訪問し、原爆資料館を視察した。

 ただ、視察の様子は完全非公開で、日本政府はメディアの館内取材を認めず、首脳らが見た展示品の詳細を明らかにしない姿勢に徹した。

 核兵器保有国の米英仏に対する配慮が際立った。

 

 「G7首脳に被爆の実相を見てもらう」。岸田文雄首相は昨年に広島でのサミット開催を決定して以降、何度も繰り返してきた。

 脳裏には7年前の経験がある。当時のオバマ米大統領が現職大統領として広島を初訪問した際、外相として案内役を務めたのが首相。

 原爆を投下した側の大統領が被爆地で演説し「核兵器なき世界」の追求を訴え、被爆者と抱擁した歴史的な出来事だった。

 だが、原爆資料館の滞在は入り口のある東館の玄関ロビーでの10分間にとどまり、館側が用意した折り鶴など数点の収蔵品を見ただけだった。

 広島サミットでは、視察のテーマにずばり「被爆の実相」を掲げ、犠牲者の写真や遺品などが並び、

 それを最も感じられる本館での展示品を見てもらうことが必要だと考えていた。

 

 だが、各国との調整は難航。外務省関係者によると、米国とフランスが特に慎重だったという。

 フランスは1月、核兵器を「防衛の要」と位置付けた中期国防計画の骨格を発表。

 マクロン大統領は「抑止力がこれほど必要と思われたことは、かつてない」と核抑止への傾倒を強めている。

 広島で核兵器がもたらす「負」の側面に焦点が当たりすぎると、

 抑止力を強める立場と矛盾するとの論理が働いていると日本政府関係者はみる。

 

 米国の場合、「戦争終結のために原爆投下は必要だった」との国内世論が根強いことが影響しているという。

 バイデン大統領が資料館をじっくり視察すれば、国内で反省していると受け取られて批判を浴びる可能性があり、

 日本の外務省幹部は「米側は見学の様子は見せたくない。センシティブな問題だ」と漏らす。

 ぎりぎりの調整で、日本政府としてG7首脳が館内をどう回り、本館に足を運んだのかも明らかにしない対応に行き着いた。

 滞在はオバマ氏より長い40分間だったが、首相は19日夜も記者団に詳しい内容を説明せず

 「準備の過程で非公開にすることになった」と話した。

 館内でのG7首脳と被爆者の面会も非公開で、被爆の実相に触れてもらったとしても発信は抑制的になった。

 上智大学の前嶋和弘教授(米国政治外交)は取材に「G7首脳が訪問したのはすごいことだと思うが、

 本館に行ったかどうかを含めて公開していいはず。核なき世界を訴える機会としては残念だった」と指摘。

 「核廃絶がG7の優先順位のトップに行かない難しさが、今回の中途半端さにつながった」と分析している。

 (以下略)

 

 

なんと原爆資料館を見てもらうのに調整が必要とか、なんという腰砕け。

まあそういうモノなのかもしれませんが、ホスト国としてはなんとも情けない。

上の記事にもあるように、アメリカでは原爆を2発落としたからこそ終戦したとの認識はあるみたいで、

広島に原爆を落とした爆撃機エノラ・ゲイなんかは英雄扱いで航空博物館に展示されてるワケですからね。

 

日本は明らかに原爆の被害に遭っていると言えますが、他国からしてみれば敗戦国で当時の敵。

被害者ぶって資料見てくれと言うのも、まぁ癪に触ることではあるかもしれません。

 

そんなカンジで原爆資料館視察は日本政府の独りよがりのパフォーマンスでしかなかったのかもしれません。

視察には40分を要したらしいですがホント、ナニをしたのでしょうね。

こんなことで核廃絶に向けて、なんて言う一方で、核の傘も大事って言うのですからね。

 

さてソレよりゼレンスキーです。

まるで唐突に広島にやって来たように見せてますが、もちろん演出です。 初めから仕組まれていたコトの筈です。

だって突然やって来て、予定が詰まりまくっているサミットを掻き回すなんて、 いくらなんでもできるワケがありません。

 

アメリカさんがF16提供するよっていうのもロシアに対抗してウクライナを支援する、 つまり戦争を拡大させるという意思表示に、広島サミットの舞台が利用されてるんです。

同様にきっと、ゼレンスキーもアメリカさんに利用されているのでしょうね。

アメリカの代理戦争の象徴なのですよ。ソレで今回のサミット登場となったのです。

 

こういう立場をゼレンスキーは本音ではどの程度受け入れているのかわかりませんが、 アメリカさんに振り付けされた悲劇の主人公を演じてはいるのでしょう。

そういった意味ではウクライナも別の意味で不憫だなあと。

そんなこんなで、G7首脳の原爆資料館視察が目玉かのような広島サミットも、 結局はウクライナを出汁にした戦争拡大支援の場となったかのようです。

 

ロシアや中国と対峙するのだーってな大義名分を大衆も受け入れてしまうのでしょう。

日本もそのうち、ウクライナのような立場・・代理戦争を実行する側になるかもしれんと改めて思うのであります。

 

敵基地攻撃能力とか、軍備増強、防衛費増額とか、そうでしょ?

ソレを歓迎する国民もソレなりに多くいるみたいですし、もはや既定路線なのかもしれません。

 

 

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統一地方選前半を終えて、日本の政治・メディアリテラシーのどん底を思う

2023-04-10 21:39:14 | 国際・政治

9日は統一地方選の前半戦でしたが、みなさん、投票には行かれましたでしょうか。

自分は投票しましたよ。
おそらく、今の与党、自民党嫌いの自分が投票したところで大勢は変わらないとは思いつつ、
やっぱり、先人が死に物狂いで勝ち取った普通選挙権を無駄にするワケにはいきませんのでね。

そういった意味では、もう選挙や政治に興味ない、投票には行かないという有権者からは、
選挙権を取り上げてもいいのではと思うのですがねえ、いかがでしょうか。

選挙権を失いかねないとなったら、さすがに危機感を持って投票行動に移すのか、
もしくはやっぱり選挙や政治に興味ないままなのかはわかりませんが、
試してみるべきアイディアなような気はしますが、いかがでしょうか。


さて、統一地方選前半ですが、選挙結果としては全体的にあまり変わらないままで終えた印象でしょうか。
というのはつまり、アレだけアベちゃん銃撃を機に統一教会と政治との関係が問題視されたにも関わらず、
自民党候補者がその煽りを喰らったような印象はありませんし。

自分の住む神奈川では、不倫の醜聞が持ち上がった現職の黒岩知事も圧勝でしたし、
大阪じゃ府知事も大阪市長もやっぱり維新候補の圧勝でしたよ。

大阪維新の府政や市政もいい話は聞かないのですが、ソレは自分の周囲の環境が大きいのでしょうけど、
実際に大阪の人たちには維新が大人気、ってコトなんでしょうか。
大阪のコトは大阪のヒトたちの問題で大阪のヒトたちが考えればいいことですが、いかがなものなんでしょうか。


ソレでいうと今回の統一地方選で変化があったといえば、奈良になるでしょうか。
奈良県知事選では保守分裂状態となって自民を抑え維新の候補が当選となりました。
大阪に続き、関西では奈良でも維新の知事が誕生です。

奈良で自民党といえば高市センセーですが、ここ最近は放送法問題もありましたし、
この敗戦でどういう処遇になるとでしょうか。
コレまでは、アベちゃんに近い政治家としてのし上がった感のある高市センセーですが、
今やそのアベちゃんはいないのですからね。

ところで、どうも維新というのは、うまく言えないのですが、
自民党以上に大衆の生活よりも自分達とそのお友達の利益を優先してる感じがして、
それをメディアを使って誤魔化してるって印象を強く持つのですが、いかがでしょうか。

その維新が、自分の住んでいる神奈川でも徐々に議席を増やしているようでして、なんとも不気味なんですよね。


まあ、選挙っていって、以前ならマニフェストだなんだと言ってましたが結局はタレント候補とか、
よくテレビに出てるとか、そんな知名度で決まりがちな部分は大いにあるのですけども。

あと、よく、変えよう、とか言って候補者は主張したりするのですけども、
特に最近は選挙結果を見ると有権者の選択としてはあまり変える方向にいってなかったりしますよね。
やっぱり、自身の生活と政治を結びつけて考えることが日本人は不得意なんじゃないかと思えてきます。

そもそも、そういう教育や訓練をされてこなかったですからね。
学校でもそうですし日常でも、政治を語ることはカッコ悪いとかイケてないとか、
コミュニケーション上、ふさわしくないとされているようです。

そういう風潮が、日本人の政治リテラシーを発達させないことに大いに影響していると思います。
まあ、既存の権力にとっては有権者が政治に関心を持たれると危ういのですからコレは好ましい状況ですし、
むしろこうして大衆が政治に対して白痴であるような状況を作り出そうとするでしょう。
最も有効な手段としてはメディアのコントロールですね。

権力側がメディアを利用しようとするのは当然のことです。
ソレに対して大衆としては、ソレに案内に乗せられてはいけない、という意味で、
メディアリテラシーであったり、政治に向き合う姿勢や思考力を持たないといけないはずですが、
日本人はどうにもその分野が劣化しきっているようで。

もはやこのままでは、愚劣な政党の言いなりで、それに気付かぬまま、
威勢のいいことばかり言う与党を妄信して自身の生活を蝕まれていくばかりだと思うのですけどもね。

まあ、ソレも有権者の選択であるとは言えるでしょう。
しかし、こんなまさに茹で蛙状態から脱するには、もはや、大人になってからのメディアリテラシーじゃ遅過ぎます。
中学・高校など若いうちからの政治教育を発展させないと、もうこの状態からは抜け出せないように思います。

そしてソレは、選挙年齢を引き下げて解決することとは思いません。
生徒たちの政治に対する意識を高める教育の見直しから始めないと変わらないと思いますが、
今のオトナたちがこんな状況なんですからね。もはや日本は手遅れかもしれません。


 

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