ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

2013年療育センター交流会

2013年06月08日 17時37分49秒 | 室内管弦楽団
新緑の季節に石川療育センターのみなさまを太陽丘キャンパスにお招きしてミニコンサート.
毎年行なわれている室内管弦楽団の恒例行事のひとつデス.
今年は6月8日(土)に行なわれました.



この交流会は,社会とあまり交流する機会がない療育センターのみなさまにとって,外の空気に触れて気分転換する場となっている.
つたない音楽だけれども,みなさまの心に明るさや癒しを届けられればいいな.

センターの皆様を乗せた車が到着すると,2階の教室まで車イスで移動.
薬学部生がフレッシュマンセミナーで学んだ車イス体験の技術は無駄ではない.



今年度は1年生の新入部員が沢山入った.
絶滅寸前だった室内管弦楽団も少し息を吹きかえた.
よかった,よかった.



部長さんの歓迎の挨拶に引き続き,まずはバッハの「G線上のアリア」.
初心者の1年生が多いので,2,3年生の先輩がしっかりとリード.



去年まで自信なさそうに弾いていた部員も,いまや先輩.
楽器を弾く姿もサマになってきた.
随分と腕を上げて成長したな.



交流会の半ばで楽器紹介.
部員と療育センターのみなさまが一緒に楽器体験をする楽しい時間.











課外活動に打ち込んだからと言って,成績が上がるわけでもなく,単位がとれるわけでもなく,就職に役立つわけでもない.
何の見返りもないのだけれど,でも音楽が好き.
大学って,勉強だけではないよね.

決して上手ではないかも知れないけれど,自分たちの音楽が少しでも療育センターのみなさまの心に届くように懸命に演奏する姿は,とても素晴らしかった.





その音楽を一生懸命聴いて下さる人達がいる.
とても幸せな時間が流れていました.
心から感謝の交流会でした.