The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

ジュヴレイ・シャンベルタンの次に来るもの・・・

2008-07-27 17:17:46 | ワイン
ジャンテ・パンシオのパストゥーグランの見事さを紹介しながら、
随分前のことになりますが、ヌッフ・ブラインド行脚のおりに、
95’のジュヴレイ・シャンベルタン・ル・ポワスノをご相伴に預かったのを思い出しました。

なんと言っても、特筆はその芳香で、あまやかなプラムの香気の中に、
熟したマンダリン・オレンジや特徴的な八角のニュアンスを見つけたわけです!

味わいは、相対的なバランスのよさに、いかにもジュブレイっぽい大地のニュアンスがあり、堅牢にしてゴツイ骨組み・・・

冴えた、スタイリッシュさの鋭敏なブルピノではありませんが、
待って何ぼの将来を見据えた買いには好材料と言えるでしょう!

当主ヴァンサン・ジャンテは1955年にドメーヌを創業し、
1988年から自家瓶詰めを始めた、正しく新興系の旗頭なんですね・・・

フラッグシップのシャルム・シャンベルタンを筆頭にジュヴレイ・プルミエはポワスノとアン・シャン、そして村名のVV、シャンボール・プルミエはフスロットで、村名のVVがあるようです。
その他マルサネにACのルージュとブラン、それに例のパストゥーグランと来るわけです。
さ~て、何かぬけていないかな?
以上13ヘクタールの所有とのこと、まあこんなところでしょうか?

まあここだけの話、ワインをわかった人はスタイルの好みはアルにせよ、
ここのドメーヌのワインの質の良さはその内に気づくはず・・・

とにかく、値段の急上昇だけは避けたいところであります!

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03’シャルムの最安値、これは買いでしょう!