The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

青山ボルドー狂の聖誕祭

2006-10-19 23:50:36 | ワイン
遂にあの人も55歳になりましたそうな・・・
同級生にして守護神、マコボルドー狂氏の世紀のバッドヴィテージ51’物を、
なんとか探せないかと苦慮しておりました。

なにはなくても、頼りになるのはTチャンマン

後は何も言いません!写真を見て下さい・・・
マコ55歳の誕生日に、いわゆる『お仕事』を飲み干しました!

生きていましたぞ!
55年にして品格を崩さず・・・
強い焙煎の香気とねっとりした下草のブケ!!
甘く熟したレッドフルーツの練れた果実が心地よい・・・

あのDRCのニ番手の特別な地所であります!

ボルドー狂もOKの熟ブルゴーニュ!
なかなか、ないですぞ!!

ワイン・・・素人である、この心地よさ

2006-10-17 23:37:28 | ライフ
我等が守護神TチャンM経由で、
MんこIテレビの『S海Z』なる番組の収録のオファーがありましたが、
なんやかんや言いながら、のっぴきならない御仁の紹介ゆえ、
とうとう引き受ける事になりました。
『ワインとキュイジーヌ・・・』の面々はよろしくお願い致します!

なにしろ、ホームパーティーの楽しさを伝えて欲しいとの事・・・
本当の所、あんな過酷な秘密のミサを、電波に乗せてイイのやら?と悩んでおります。

説明するまでもなく、ワインは多種多様・・・
それゆえ、ともすれば難しくなりがちではありますが、
かといって、誰と、どんな食べ物と、どんな雰囲気で、
どんなワインを飲んだのが美味しかったのか?

ワインの素性を知る喜びは大事です、全てプロフェッショナル任せにしてしまったら、
ワインの魅力も半減してしまいます!

ワインを飲むのに、素人である、この心地よさ・・・
どこまで知って、どう楽しむのか?
その落としどころが大変です!!
わずか5分の収録で、皆さんに伝える事ができるのでしょうか?

体にやさしいACブルって?

2006-10-16 20:25:14 | ワイン
ワイン道も駆け出しの頃、20数年前の事です。

あるお方がシモン・ビーズのサヴィニーを飲んだ時に、
本当にホッとしたような表情で、このワインは体にやさしいね~~!
と言ったのを、今でも憶えています。
そのころのシモン・ビーズって、色の薄めの、しなやかな、お仕着せがましさのない、
そんなピノ・ノワールでありました。
今は違いますが・・・

元気溌剌のその頃のわたくしめは、何となく物足りないような、
もうチョットぐぐっと迫って欲しいと言うのが、正直な感想!

濃厚さと、凝縮感にブルピノのコスパを求める、単なる愚図でのろまな亀?
これはチョット言い過ぎか?

それから20数年たちました。
わたくし、大きくメタモルフォーゼして、
端的に言えばフィネスに、ブルピノの美しさを求める、
ワインの求道者?でしょうか?ナ~~ンちゃって!

まさか?

さて本道に戻って、最近04’のマルキ・ダンジェルヴィーユを飲んで、
かつてそんな事があったのを思い出しました!
昨今、体にやさしいブルピノって見つかりません!

マルキ、相変わらずやさしいワインです。
そんなワインを美味しく感じる、今日この頃です!

ある日の大通り・・・

2006-10-15 16:10:16 | ワイン
魚を食べたく大通りに向かう・・・

普段であれば、居酒屋もしくは寿司や、
はたまたチョットした小上がりのある料理屋となるところですが、

またまたヌッフへと向かってしまうんですね・・・
もちろん、その理由はそこにイイ肴があるからであります。

そんな事でヌッフを覗いた所、週末の大賑わい!
しかも、見慣れた顔のオン・パレードでした。

まずは、なんとビックリした事に、我が娘が友人と一緒に中央に陣取り、
入り口正面のカウンターには、『オテル・・・』の常連S氏が、
更にはスーツ姿の集団の中に、ある食べ物を造らせたら玄人はだのY君がおりました。

さすが花金ですね!

帆立、するめいか、黒ソイ、ぼたん海老、戻り鰹のお造りを、
ビールと共に食べていますと、
またまた数人のお客が・・・
その中にはサウスリヴァーの住人『V・・・・・』のFオーナー夫妻が・・・

とにかく、会います人人人・・・

なんと最後の〆は、タクシーに乗る直前に長男とバッタリ!
週末に人のうごめく『魔の△地帯』ではあります!

69’ガニャール・ドラグランジュ

2006-10-14 00:38:38 | ワイン
N赤病院前のプラタナスは、すでに上半分が落葉してしまい、
我が診察室の窓の外に目を向けますと、
ドウダンつつじが僅かに色付き始めております。

ロビンチャンとの散歩も寒い事、寒い事・・・

ここらあたりの季節が、S&Gの『冬の散歩道』って感じでしょうか?
まだ冬ではないのですが・・・
あの曲を聴くとイメージがそうなんです!

さて『Zooアンリ・ジャイエ特集』の余韻まだ残っています。
ある意味、03’エシェゾー ジョルジュ ルジェのタイプに飲みなれた、
昨今のワイン事情を考え合わせれば、
84’クロ・パラントゥーのいかに繊細で、微妙な事か・・・
とにかく、そんなワイン近頃とんとお目にかかれなくなりました。

その会にブラインドをお願いしたワインは、次世代で言う所の所謂『練れ白』・・・
69’ガニャール・ドラグランジュのシャサーニュだったんですね!

自分で言うのもなんなんですが・・・
これも美味しかった!

紅茶がかった色合いで、
栗の砂糖漬け、ヘーゼルナッツ、蜂蜜、黄桃、マンダリンオレンジなど・・・
そこへ持ってきて品格を感じさせる、
調和のある濃密な黄色いフルーツのエッセンスなんです!

シャサーニュはラモネやニーヨンがメインストリームなんでしょうが・・・
私にとってのガニャール・ドラグランジュは思い出のワイン、
そしてシャサーニュの一つのメルクマールなんです!