つたない経験を言わせて貰えば、今までいろんな造り手のバローロを飲んだ。
それは今から30年ほどさかのぼる。
まず始めにボロゴーニョの古いやつに出会い、そこからアルド・コンテルノに行った。
そしてジャコモのモンフォルティーノ、続いてヴィエッティ、そしてブルーノ・ジャコーザときた。
そうこうしているうちに、バローロ・ボーイズが話題になり、パオロ・スカビーノ、パルッソ、チェレット、そして極め付けはヴォエルッツィオになるのだろう。
で、この時代の最後の最後に忘れてはいけない造り手はルチアーノ・サンドローネということになるかな?
こんなバローロ経験の中でも、何といってもジュゼッペ・リナルディのバローロは別格なのだ。

古典派、中間派、バローロ・ボーイズの、世に言うバローロの分類はあるけれど、そんなことなどされかまないで、大好きなバローロは?と問われれば、間違いなくコレを真っ先に挙げるだろう。
ピエモンテの伝統的な造りであることは間違いないけれど、そこにあるエレガンス、果実の味わいの力強さ、そして一たび熟成に達した時の香りの見事さは、他のバローロの追随を許さず、その存在は揺るぎはしないのだ。
ともかく最初から市場には無く、当主ジュゼッペが亡くなった今では、買えるチャンスはまず無いけれど、ネッビオーロ・ダルバやバルベラを運良く見つけたら買い置くべし。
当方、レクイエムで09’レ・コステを開けた。
引退直前の傑作の一本と言ってもいいのだろう。
飲むほどに合掌。
かえすがえすも残念と思うのだが、それはワタクシだけではないのだろう。
それは今から30年ほどさかのぼる。
まず始めにボロゴーニョの古いやつに出会い、そこからアルド・コンテルノに行った。
そしてジャコモのモンフォルティーノ、続いてヴィエッティ、そしてブルーノ・ジャコーザときた。
そうこうしているうちに、バローロ・ボーイズが話題になり、パオロ・スカビーノ、パルッソ、チェレット、そして極め付けはヴォエルッツィオになるのだろう。
で、この時代の最後の最後に忘れてはいけない造り手はルチアーノ・サンドローネということになるかな?
こんなバローロ経験の中でも、何といってもジュゼッペ・リナルディのバローロは別格なのだ。

古典派、中間派、バローロ・ボーイズの、世に言うバローロの分類はあるけれど、そんなことなどされかまないで、大好きなバローロは?と問われれば、間違いなくコレを真っ先に挙げるだろう。
ピエモンテの伝統的な造りであることは間違いないけれど、そこにあるエレガンス、果実の味わいの力強さ、そして一たび熟成に達した時の香りの見事さは、他のバローロの追随を許さず、その存在は揺るぎはしないのだ。
ともかく最初から市場には無く、当主ジュゼッペが亡くなった今では、買えるチャンスはまず無いけれど、ネッビオーロ・ダルバやバルベラを運良く見つけたら買い置くべし。
当方、レクイエムで09’レ・コステを開けた。
引退直前の傑作の一本と言ってもいいのだろう。
飲むほどに合掌。
かえすがえすも残念と思うのだが、それはワタクシだけではないのだろう。