The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2006 ラ・カステッラーダ リボッラ・ジャッラ DOC コッリオ

2014-12-27 13:22:04 | ワイン
2つの大きなワイン会に挟まれて、ウッカ大事なワインを報告し忘れていた!

フリウリでは忘れてはならない造り手、『ラディコン』でも『グラヴネル』でもなく、
『ラ・カステラーダ』なんですね・・・

一つ前の『ドゥエ・マーニ』さん行脚で、『白子のソテー、菜種油とシェリー酒のソース』にあわせて登場させた。



品種は、ここの地場の『リボッラ・ジャッラ』♪
これが実にイイ、何と言ったらいいのでしょうか、ワタクスの肌にあっている(笑)

まずはこの輝きのある山吹色が目に留まる!



そして、黄桃、オレンジのピール、レンゲの蜂蜜に乾燥したハーブがくる。
グラスを傾けて、一口舐めてみると、ゆったりとした果実の味わいがまずあって、
後から土地の個性を抽出したかのような、濃密なエキスが舌を絡めとる。

これは魔力だ!
『ラディコン』とも『グラヴネル』とも違うのは、味わいの繊細さ、
表情の微妙さ、そしてシュールなタンニンに裏打ちされた、そこはかとないダンディズムなのだ・・・

説明するまでもなく『白子のソテー』には劇的な相性を見せてくれた。

白を飲んで、赤を欲する、ある種の物足りなさはこのワインにはない!
そんなダイナミズムを感じるこのワイン。

追い求めるべきでしょう!

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2007年物ですが、ココが最安値↓