The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2010 エシェゾー DRC

2014-12-18 23:16:58 | ワイン
年端も行かない、若い『DRC』を久しぶりに飲んだ!
どこの、どの会で?と聞かれれば、あの『58’ペトリュス』が登場した会!
と言えば、参加した御仁は分かるでしょう。

およそ『DRC』のワインにおいてをや、寝かせてなんぼ(笑)
いくらポテンシャルだの、エレガンスだの、と語っても、
適切にメタモルフォーゼをした代物を飲めば、全てがわかる・・・



だから、今回のデギュスタシオンで、
『11’ドメーヌ・セレーン ピノ・ノワール エヴァンスタッド リザーヴ』と並べられて、
さてどっちが美味しいか?と聞かれますと、もちろん『ドメーヌ・セレーン』が美味しいとなるわけだ!



たとい『DRC』が桁違いの価格設定であろうが、世にその名を轟かせていようが、
今の時点では分が悪いのはトーゼンなんですね!
要は若すぎて、その真価が発揮されていないということだ。

まあもう一つ、『DRC』の名誉のために付け加えますと、
グラスで待つこと小一時間で、『DRC』が僅かですがメタモを開始して、
充分に『セレーン』を抜き去っていたということ・・・

随分前のことなので、細かい注釈は言いませんけれど、
若すぎるワインを飲む、すなわち不可触領域へ足を踏み入れることは、
相当勇気がいることです。

それは恐らく、ワタクシだけではないでしょう!