The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2008 丹波鳥居野 ピノ・ノワール 京都

2013-10-02 13:14:46 | ワイン
ニッポンにおいて、ヴィニフェラであろうが、ラブラスカであろうが、
栽培育成をして、ワインを造るとなると、一番難しい品種はピノ・ノワールだと思います。

それでも、近年さまざまな場所で、この品種に挑戦する醸造家が現れ、
ワタクシも幾つかの造り手の物を御相伴にあずかり、
美味しいなあ!と思うものが、多くなってきたように感じております。

ココでは敢えて、詳らかに致しませんが、このブログで紹介しているものは、
もちろん美味しいと思っているものでございます。

で、表題のワインなのですが、先にも紹介いたしましたが、
数年前の購入時に比べて、また一段と美味しくなっておりました。



まずは、イチゴやベリーのアロマがあって、ミネラルが効いて、微妙なエロスが宿り、
そこに大地の風味のダイナミズムも内包しているんですわ♪

果実は熟して丸みを帯び、当初タンニンバランスぎみの味わいも、
ココに来て、旨くこなれて舌触りがイイ!とくる。

僅かに余韻の大人しさだけが、ニッポン・ピノ的ネガティヴな部分なのでしょうか?

それにしても、実に品も良く、落ち着いて、調和が見えてきて、
また一段とメタモルフォーゼすることに、期待大と思う人はワタクシだけではないでしょう!

とにかく、追い求めてみましょう!

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10月1日からの予約販売のようです。