The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

ロワールの鬼才の次男坊の『純粋な足』

2007-04-03 21:25:16 | ワイン
最近、明けても暮れてもビオばっかし!
今日も今日とて、ジュリアン・クルトワの99’物、フラン・ド・ピエ(『純粋な足』)なるロワールの赤ワインを開けています。

春野菜とツナのスパゲットーニに合わせました。

『フラン・ド・ピエ』とはその意味(純粋な足)の通り、
接木をしていない葡萄の木から造られた物ということのようです。

針金氏がブルゴーニュのシャルロパン・パリゾの純粋ピノ、同じく『フラン・ド・ピエ』を携えて登場したのも、記憶に新しい所であります。

皆さん御存知かと思いますが、
ジュリアンはかのロワールの鬼才クロード・クルトワの次男坊との事、
クロードはその風貌からして、70年代のアメリカン・ロックの雄!
グレートフル・デッドのギタリストって感じでしょうか?
とにかくインパクトのある御姿であります!
例のビオ系の権化『ラシーヌ』の造り手でも有名と言えばあまりにも有名・・・

さて、これはボルドー品種かと思いますが、
ロワールのテロワールがプラスに効いて、見事な果実味を前面に出しまして、
甘酸っぱい赤い果実のアローマと共に、
蜂蜜、さっとミネラル、リコリス、爽やかなハーブなどのブケが楽しめます。
味わいは正しくガストロノミック!食欲をそそります!!

なんかわたくし、ビオの伝道者みたいになっていますが、
もう一つビオの肩を持てば、次ぎの日も美味しいという長所にも最近気がつきました!
本当にええんですよ!香りも意外に飛びません!!

ロワールの面倒くさくないビオを、
3日かけて食中酒ってのも良いアイディアですよね?
後は値段との折り合いがつけばですけどね・・・

♪先ずはいろいろビオ試しています♪