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The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2013年、明けましておめでとうございます!

2013-01-01 07:09:59 | ライフ
皆様お揃いで、お健やかに、輝かしい新年をお迎えのことと存じます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。




さて、昨晩は3人の家族が集まり、一人は卒論準備のために帰省せず、
集まった一人も、仕事で今日には帰京するという強行スケジュールなんですね・・・

で、大晦日の宴には、お正月ムードを前倒しをして、お節の雰囲気も盛り込みまして、
更にはいつもとは違う、イタリアンの要素も入れてのキュイジーヌとしたようで、
コレこんな流れとなりました↓





で、コレにまずは『2012 カリブー ヒトミワイナリー』で乾杯をし、
今年は何かあるという、長男のヴィンテージ『1983年物』の、
『ピュリニー・モンラッシェ レ・ピュセル ドメーヌ・カイヨ』を登場させました。



カリブーはいつも変わらぬ、見事な爽快感で、会のスタートを華やかに演出!

ピュセルは濃厚な山吹色に染まって、熟成感は最高の高原部!
蜂蜜やらカリンやらミネラルが絡み合い、複雑極まりないわけだ!

味わいは酸度が心地よく、エキスもホドホドに、濃密に引き締って、
その日の料理との相性は間違いなしと来た!

まあフツーであれば、ここで赤ワインとなるのでしょうが、
なんだかお腹もいっぱいで、しかも珍しく『紅白』なぞも少しは見ることが出来、
『キャリー・パミュ・パミュ』と『スマップ』はどうよ?などと、
『口パク』当てゲームなぞにも参加している内に、オネムとなりまして、
赤ワインは今日の夜の食事のお楽しみとなりました。

ということで、朝コーヒーを飲みに階下へと向かいます。
では、マタ後ほど・・・

11月第1週の連休が終わりました。

2012-11-04 23:13:25 | ライフ
やっと朝晩の冷え込みがキツクなってきましたよね、
こうじゃないと、紅葉の鮮やかさも期待できませんので、
秋は秋らしくとも思います。

さて11月になりまして、今月のワイン会のご報告!
11月18日(日)8:00より『第136回 オテル・ド・ヤマダ』の開催です。

今回のテーマは『冬の闇なべ』♪

『闇なべ』と言いましても、ゲテモノが混入しているアレではなくて、
何が登場するのかワカリマセンちゅう事でして、オールブラインド大会という意味なんですね・・・

今回は最期に近づくにしたがって、保守本流のワインで行きたいと思っております。

ブラインド中心ですので、軽めの食事、
そして参加者全員でブラインドでの腕試し!

そのうちに軽めのジャブのようなヒントをお知らせいたしますので、乞うご期待!

てことでまた!


歩いて『おでん』そして満腹!

2012-11-01 13:19:30 | ライフ
パターン化された、夜回りの一つに、
山岸4丁目のバス停乗車⇒中央通り3丁目下車⇒『K菜屋』さん
⇒いっぱいのゴチソウを食べる⇒帰りもバスと歩き、のパターンがあります。

なにしろ、根菜中心の『おでん』を食べて、モデレートなエクササイズが伴いまして、
なんともカラダにはイイことだらけなはずなのですが、
逆に美味しさゆえの食べすぎの弊害も間々あることでして、
このパターンは最近注意が必要、との認識を持つようになりました。

しかしながら、生まれ付いての食い意地の強さと、
大食漢(最近はその影も薄くなりましたが・・・)でもあり、
ツイツイ目いっぱい、飲んで、食べてしまうんですね・・・

そこへ持ってきて、『根S屋』さんの良心的なお勘定を鑑みるに、
どんな条件でも、週一は欠かせないと常日頃から思っております。

ワタクシは『盛岡の良心』を5つ挙げよ!と聞かれれば、
必ずココを挙げるでしょう。

さて、昨晩もこんな流れ↓

ビールから芋焼酎は『日は昇る、手造り黒麹、瓶ツボ仕込見』をロックで、
それから地ウィスキーのハイボールを飲んで、最後はサッポロ生ホップを瓶で頂きました。



もちろん『おでん』のオンパレードでひと段落したあとに、
『炙りしめ鯖』を芥子とレモンとネギで頂きましたが、
この食べ方は池波正太郎の流儀と店主氏から聞くにおよび、
なるほどイケテマス!と暫し感心!





で、鶏ハム、お新香、山芋のキムチ、と来て、最後はキツネうどんまで食べちゃった!



ほらコレで満腹中枢がヤット刺激され、お終いとなったのですが、
美味しいし、財布には優しいし、面白い話も聞ける、
こういっちゃあ何ですが、盛岡広しと言えども、稀有なお店と言えるでしょう。

ということで、『K菜屋』さんルートはまた続きます!

今年も無農薬、無肥料の野菜をいただきました♪

2012-10-16 21:08:09 | ライフ
一念発起して無農薬、無肥料の野菜作りに携わるようになったSさんから、
今年も野菜のお裾分けをいただきました。

まずはトウモロコシを茹でて食べたら、その美味しさは格別で、
甘く、汁気多く、フルーツのようなトウモロコシ、
ミネラルをシッカリ吸い込んで、あたかも畑の精霊が宿っているかのようなんですね・・・



加えて今回は『ローザビアンカ』という名のイタリア伝統品種の茄子と、
『グリーンゼブラトマト』という完熟でも緑色のトマトもいただいて、
コレをフェースブックに乗っけたら反響が大きく、
早くも『どんな味なんですか?』のコメントまで入っておりました。



で早速、本日K子シェフに調理をお願いしていただいたわけです!

コレが何といいますか、K子さんは大胆にも、カンパーニャ地方の『揚げ茄子を煮込んだ野菜料理』がありまして、
それを『チャンポッタ』と言うそうですが、その茄子の部分を『ローザビアンカ』を使い、
ミルフィーユ仕立てにして、そこに『グリーンゼブラトマト』まで乗っけるという荒業を敢行!


でその料理がコレ↓

この料理に『2009 ガヴィ・モンテッソーラ テヌータ・レ・ジュスティニアーナ』を合わせました。



無農薬、無肥料の野菜のソヴァージュ感とミネラルを吸い込んだ独特の風味に、
この『ガヴィ』のミネラルが素敵なマリアージュを見せました。

『ローザビアンカ』はベイ茄子のように灰汁があって、モッチリした食感でしたが、
塩ふりをして、時間をかけて灰汁を抜き、揚げて煮込んだ『チャンポッタ』に仕上げて、
そこに山芋と南瓜も盛り付け、最後に『グリーンゼブラトマト』を乗せる・・・

トマトは優しい味わいで、酸味は抑え気味で、瓜とトマトのあいの子みたいなお味!

これらをミルフィーユ風に盛り付けて、味わいを交差させながら食しますと、
コレが絶妙な味わいになるんですね・・・

いずれ、八戸のSさんのお蔭でイタリアンな夜を楽しませていただきました。

もう一つのレクイエム・・・

2012-10-03 22:52:32 | ライフ
30年来のワイン仲間が亡くなったとの連絡がありました。
それは奥様から電話で知りました。

ワインの付き合いは30年前からでしたが、ここ数年は歯医者と患者さん、
それも超優等生を判で押したような患者さんとしてのお付き合いだったんですね・・・

それこそ、2週間ほど前にもメインテナンスに来ていただき、
その時は少し歩くのも大変そうではあったのですが、時折笑顔も見せ、
帰り際には『またよろしく!』と言って、帰ってゆきました。

その方とは、あの伝説のワイン会『一水会』の立ち上げで一緒になって、
『二丁目飯店』では『スペシャルの会』で『ロマコン』を飲み交わし、
我が家の第一回目の『オテル・ド・ヤマダ』にも参加して頂きました。

良く思い出すのは、内実があって、けれども色の薄いブルゴーニュを飲む時に、
飲み始めて間もない若いワイン飲みが、『このワイン、薄いっすね!』と言うと、
すかさず、サラッとこんな事を言う姿・・・

『僕みたいな年になってくると、これ位の肩肘張らないワインが丁度良くなるんだよね』
そういって、破顔一笑でその場を笑いで納めるわけだ・・・

飲み尽くしているからこその、その佇まい・・・
そんな大人のワインヒート、少なくなったよね!

そんな愚痴なぞ言いながら、一度でいいから一献傾けたかった!
残念でたまりません。

合掌。