mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

トルコ一周とカッパドキアの旅<ボスポラス海峡クルーズ2>

2020年04月13日 | 旅行記
 前回に引き続き「トルコ一周とカッパドキアの旅」からボスポラス海峡クルーズの続きをお伝えします。

<Mugiko>
 ボスポラス大橋を過ぎると、もう見るべきものはなくなってきたのかな?
<Mugio>
 そんなことはないと思うけれど、何があるのか知らないから次々と流れる景色に「うっとり!」していたのかも知れないね。

 <有名なディスコ>


 <海峡のヨーロッパ側の光景>


<Mugiko>
 「これはなんだ?あれは?」などと考えずに流れるままに景色を楽しむのも悪くはないわよ。
<Mugio>
 <有名なディスコ>は、フセインさんの説明が聞こえて、どういうところかが分かったけれど、船に揺られて「ただ、ぼーっ」と美しい光景を眺めているだけで楽しいものだね。
<Mugiko>
 まぁ、行かないところの話をしても仕方がないから、第二大橋までに見えた海峡沿いのカラフルな建物が並ぶ市街地などを撮影しておくよ。

 <白い船が浮かぶ船着き場>


 <シーフードレストラン>


 <海峡沿いの街並み>


 <美しい町並み>


<Mugiko>
 何だか良く分からない写真を皆さんにご覧いただいているようで誠に心苦しいのですが、ボスポラス海峡の流れや、海峡の両側に広がる景色は実に美しいものだから、」そんな心配は無用かもしれないわね。
<Mugio>
 次々に流れる景色に見とれていたら、1988年に日本の石川島播磨重工が建設したという第二ボスポラス大橋といわれるファティス大橋(総工費616億円、全長1510m)が見えてきたよ。
<Mugiko>
 この橋の手前には、左岸(ヨーロッパ側)に「ルーメリ・ヒサル」という要塞が、右岸(アジア側)に「アナドル・ヒサル」という要塞が見えるはずだわ。
<Mugio>
 ルーメル・ヒサルは、東ローマ帝国(330年建国)の首都であったコンスタンティノープル(現在のイスタンブール)をオスマン帝国が攻撃するためにメフメット2世という王様が1452年に建造した要塞だそうだ。

 <ファティス大橋>


 <ルーメリ・ヒサル>


<Mugiko>
 コンスタンティノープルは、建国以来、強固な城壁の守りで知られ、東ローマ帝国の長い歴史を通じて外敵からの攻撃を度々はね返したというから、それを破るために築いた要塞ということになるのね。そして、ルーメル・ヒサルとバヤズット1世が築いたアナドル・ヒサルという対岸のアジア側の要塞の二つで、黒海から運んでくるコンスタンティノープルへの救援物資の船を大砲で挟み撃ちにした、というからすごいわね。
<Mugio>
 1453年にコンスタンティノープル奪取に並々ならぬ意欲を燃やすメフメット2世が10万のオスマン帝国軍を率いてコンスタンティノープルを包囲し、総攻撃によって同年に東ローマ帝国は滅亡したそうだね。
 二つの要塞は、こういう歴史を物語るけれども、アナドル・ヒサルの方は、残念ながら撮影していなかったっよ。


 <ここで、クルーズ船はUターンするのですが、その後の光景は次回にお伝えします。それではこれにて失礼します。>


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