おはようございます。暑さ、寒さも彼岸までといいますが、本当に暖かくなってきました。
その代わり、花粉症の方には憂鬱な季節でしょうし、今年は、黄砂というおまけまで付いてきているようです。
また、仕事面では、新規採用や人事異動というものがある季節でもあります。特に、人事異動は、昇進が関係しているものですから、結果が良くない方は「自分への評価」が低いと思い悩むことでしょうね。でも、そう悩むことはないと思います。
サラリーマンにとっては、「昇進が命」なのかも知れませんが、人生というか、人の生きる意味という大きな目から見たら、昇進などというのは大した話ではないと思うのです。
お前も、悩んでいるのか?といわれそうですが、答は、人事異動の度に「そのように」自分を納得させてきた、というのが正直な感想です。
どうもサラリーマンは、井の中の蛙で、会社のことが全て、という人が多いと思うのですが、皆さんはいかがでしょうか?もっと他の分野、例えば、商売や農業を始めるなど「自分の好きなこと」を仕事にすることが大切だ思います。
偉そうなことをいうな!と叱られそうですが、そのとおりで、小生もご多分に漏れず、悩める子羊です。しかし、それを繰り返しているうちに定年が近づいて来ました。「定年」ではなく「諦念」と書いた方がよさそうですね。
先日、テレビ番組で瀬戸内寂聴(この字でよいのかな?)さんの話を聞いていましたら、「人間には誰にでも獣が住んでいる。」という趣旨のことをいわれていましたが、同感いたしました。
この方が書いた源氏物語を読みたいと思うのですが、退職したらそうしたいですね。
小生は、紀野一義さんが書いた「佛との出会い」という本が好きで、何か悩んだりしたときは、この本を読んで自分の悩みがいかに小さいことかを確認していますが、それでも、人事のことは「悔しい!」と思うのです。
小生にも獣も、そして、人間としてのどうにもならない自己愛が潜んでいるのだと思うのです。
今日は、旅行とはまったく関係のない話でした。
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