土曜日は古寺を歩こう。

寺勢華やかな大寺も、健気に法灯を守り続ける山寺もいにしえ人の執念と心の響きが時空を越え伝わる。その鼓動を見つけに…。

坐摩神社の鷺草、真っ白、なんとも言いようのない可愛い花です。

2015年08月13日 | 花巡り




(2015.08.11訪問)



皆さん連日の35℃超え、大丈夫ですか、ひっくり返っていませんか、なるべく外に出ないようにしましょうネ。
今日も大阪ビル街の温度は半端じゃありません。そんな半端じゃないところに坐摩神社(いかすり神社)があります。
我が社から10分位、御堂筋の一筋西、中央区のビジネス街に鎮座している小さいお宮ですが、このお宮に鷺草が咲い
ているんです。
お昼前カンカン帽を頭に乗せ、どこへ行くんですかの声に聞こえない振りをして、行きましたよ暑い中。
ひっくり返ったらどうしょう。



▼坐摩神社の玄関口です。





言い得て妙、素晴らしいネーミングの鷺草、白くて、小さくて、清楚で、可愛くて……、
たくさん撮りましたが……。




































































































▼坐摩神社の本殿です。





本殿前のテントに鉢植えが並べられています。数種のネーム札がありましたが、ボクにはほとんど花差は判りません。
さすがこの暑さ、花撮ってる酔狂な人間、ボク一人でした。





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葛井寺、藤井寺市にある西国三十三カ所観音霊場第五番札所です。

2015年08月11日 | 大阪の古寺巡り




(2015.08.08訪問)



このところのバカ酷暑に他府県へ遠征する気になれず、と云って土曜古寺巡りパスする訳にはいかず、どうしょうか。
観音霊場第五番札所葛井寺の御朱印はまだ貰ってなかった「そうだ葛井寺へ行こう」というわけで阿倍野から近鉄に
乗り藤井寺駅で降りた次第でございます。
葛井寺はありがたいお寺です。街中寺の典型、駅を降りてユックリ五分、西門に着きます。嬉しいじゃありませんか、
坂道山道ありません、勿論石段もありません。しかも最高の千手観音がいらっしゃるんです。



        ▼寺号石柱。





[ 葛井寺 ]
●山号 紫雲山(しうんざん)
●寺号 葛井寺(ふじいでら)
●宗派 真言宗御室派(しんごんしゅうおむろは)
●勅願 聖武天皇(しょうむてんのう)
●開基 伝 行基(ぎょうき)
●開創 伝 神亀二年(725年)
●本尊 十一面千手千眼観音菩薩(国宝)
▲拝観料 境内自由 御朱印300円  
▲拝観時間 8:00~17:00
▲大阪府藤井寺市藤井寺1-16-21 電話 072-938-0005
▲http://www.geocities.jp/saikoku33_5/index.html
▲西国三十三カ所観音霊場第五番札所
▲ 近鉄南大阪線「藤井寺駅」徒歩5分



▼仁王門(南大門)。三間一戸の楼門、入母屋造、本瓦葺。寛政十二年(1800年)建立。





葛井寺縁起(葛井寺HPより抄出)
百済王族辰孫王子孫、王仁氏一族の「葛井給子」が聖武天皇の仏教興隆政策に協力し、国家鎮護の寺として創建。
聖武天皇の勅願による、七堂伽藍の建立で、薬師寺式の伽藍配置を整えていたと考えられます。古子山葛井寺(紫雲山
金剛琳寺ともいう)の勅号をいただき、春日仏師に命じて千手千眼観世音菩薩を造立、神亀二年(725年)三月十八日行
基によって開眼。大同元年(806年)平城天皇皇子阿保親王が伽藍の修復、次いで在原業平、真如親王等が諸堂を造営。
永長元年(1096年)大和明日香の藤井安基が当時の荒廃を歎き、伽藍の大修理に尽力。この事より安基の姓をとり、藤
井寺ともいいます。(地名はそのまま藤井寺と残ります)永正七年(1510年)八月八日大地震より諸堂が倒壊、そのあと
再建のため諸国に勧進、修復され現在の規模になりました。




▼金剛力士阿形像。






▼金剛力士吽形像。



いずれの仁王さんも相当酷いことになっています。




▼仁王門から境内。






▼仁王門を潜りスグ右手茶処の隣、空海さんを祀る大師堂があります。






▼本尊弘法大師空海さんの坐像。






▼旗掛けの松。
 楠木正成が戦勝祈願に非理法権天菊水旗をこの松に掲げ、藤井寺合戦に大勝した由緒があるようです。






        ▼こんな観音さんもおられます。
         中々いいお顔をされた専心龍乗観世音菩薩立像。






▼阿弥陀堂。






▼本尊阿弥陀如来立像。
 本尊の左右には、聖衆来迎図に則り二十五菩薩が祀られています。






        ▼紫雲石灯籠。聖武天皇寄贈と伝わるそうですがこれはレプリカ、
         ホンモノはいたみが激しく別に管理しているそうです。






▼鐘楼。






▼空海さんお手掘り井戸の手水鉢。






▼本堂。桁裄五間、梁間六間、入母屋造、本瓦葺。江戸期安政五年(1776年)建立。






▼本堂正面。






▼内陣に架かる扁額と奉納額。






▼本尊十一面千手千眼観音菩薩(国宝)(秘仏)。
 像高144.2cm、脱活乾漆法、合掌主手2本と脇大手38本、小手1001本、計1039本の手が円形に配手されている。
 合計1041本の手、まさに千手千眼観音の典型的な姿をしているお像です。
 今日は残念ながらお会い出来ません。毎月18日に御開帳です。



本尊写真はネットからもらって来ました。




▼護摩堂。

    




▼護摩焚ススで天井をはじめ天蓋や仏像まで真っ黒け、この黒が艶消し黒で実に綺麗なんです。






▼本尊不動明王坐像。
 お顔は憤怒相なんですが、もう一つ迫力が伝わって来ないおとなしいお不動さんですネ。






▼左に真っ黒けの役行者が前鬼と後鬼を従えていつものポーズで。






▼いい木陰を作っている藤棚。





▼でもないか、ムラムラに日焼けしそうな気が……。






▼藤満開時はこんな感じ。



写真は葛井寺HPからお借りしました。




        ▼護摩壇がありました。






        ▼三十三カ所巡りが出来ます。巨石に各お寺のご詠歌を刻し、
         本尊の観音さんをはめ込んでいる立派な碑です。
         こんな立派な三十三カ所巡り、見たことないですワ。
 


        ちなみにこの写真は第二十四番中山寺の碑で、我が家の菩提寺です。




▼西門(重文)。四脚門、切妻造、本瓦葺。慶長六年(1601年)豊臣秀頼再建。現存する最古の建物。
 ほとんどの参拝の方はこちらから入山されているようです。






        ▼寺号石柱。






▼西国三十三カ所観音霊場第五番札所の御朱印です。






仁王門と西門には大きな千日まいりの文字が掲げられています。これは、毎年8月9日に行われる観音信仰に由来する
行事で、この日に参拝すれば4万6千日お参りしたのと同じご利益があるといわれています。その準備でしょうか、
テント張りや電飾電線の用意などで境内はかなりごちゃついていました。





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教林坊、かくれ里、石の寺です。

2015年08月07日 | 滋賀の古寺巡り




(2015.08.01訪問)


お庭の緑と巨石の中に埋もれたお寺とでも申しましょうか、繖山裾の山内一帯が緑に包まれ、聖徳太子の霊窟伝承が色
濃く残り、巨岩巨石を山内一帯に配した様はまさに「石の寺」、教林坊は天台宗のお寺です。
白洲正子さんの「かくれ里」石の寺の章でこの教林坊の紀行が書かれています。このエッセイが書かれた昭和四十四年
当時と今とでは、相当な様変わりがあるでしょうが、植栽や回遊路の整備は変われども、巨岩や石を配したお庭の姿は、
殆ど変わってはないのでは。そんな安土町石寺、かくれ里に相応しい教林坊を訪ねました。


▼駐車場から少々山道参道を上ると総門が見えてきます。





[ 教林坊 ]
●山号 繖山(きぬがささん)
●院号 正覚院(しょうがくいん)
●寺号 教林坊(きょうりんぼう)
●宗派 天台宗
●開基 伝 聖徳太子(しょうとくたいし)
●開創 伝 推古天皇十三年(605年)
●本尊 赤川観音(石仏)
▲拝観料 500円 御朱印300円 土・日・祝日のみ拝観可。(11月1日~12月10日は秋の特別公開で毎日拝観可能) 
▲拝観時間 9:30~16:30
▲滋賀県近江八幡市安土町石寺1145 電話 0748-46-5400
▲http://www.d1.dion.ne.jp/~marche/kyourinbou/
▲ JR東海道本線「安土駅」下車、タクシー10分 または徒歩50分
  名神高速竜王ICから国道8号線で20分


▼茅葺きの瀟洒な総門。
 森閑な静寂と凛とした空気感の中で茅葺きの山門が佇んでいます。





教林坊縁起 (教林坊HPから抄出)
推古十三年(605年)聖徳太子によって創建されました。寺名の「教林」とは太子が林の中で教えを説かれたことに由来
し、境内には「太子の説法岩」と呼ばれる大きな岩と、ご本尊を祀る霊窟が残され「石の寺」と呼ばれています。ご本
尊は太子自作の石仏で、難産を帝王切開によって助けたという安産守護の言い伝えがあります(これを「我朝、帝王切
開の濫觴なり」といいます) 子授け安産のほか、ご詠歌に「九十九折れたずねいるらん石の寺ふたたび詣らな法の仏に」
と詠われるとおり、どんな困難な願い事も二度詣でれば叶うという「再度詣りの観音さま」として信仰されています。




▼そして参道を少し行くと小さな表門、潜ると……、






▼正面に農家の母屋のような庫裏書院、入山受付になっています。
 およそお寺の雰囲気はありません。






▼ご住職から朱印は書いておきますので先に庭園をどうぞと、
 後ろの山に沿うように緑に埋もれた小径が巡ってます……、






▼きれいな石畳小径に沿って行くと、下に先ほどの書院が見えます。






▼こんな五輪塔がひっそりと、






▼そして本堂へ……、






▼周囲がガラス障子仕立て、お庭の緑の映り込みがお見事と云うほかありません。しかし外観からしてお堂と云う感じ
 はありません。残念ながら本堂正面写真は余りに引きがなくムリ、堂内はささやかな須弥壇に本尊が祀られています。






▼本堂山側に巨岩を利用した霊窟に本尊石仏赤川観音が祀られています。
 推古十三年(605年)聖徳太子遊歴の際、この岩屋の中から光とともに観音様がご出現になり、太子は一刀三礼してそ
 のお姿を石に写し、ご本尊として岩屋奥に安置されました。(霊窟前の説明板から)






▼正面の石像は相当奥まった所に安置されているのでお姿はまったく確認することは出来ません。
 この赤川観音が教林坊の本尊です。赤川観音の名称由来も書かれていますが長くなるので略。とにかく本尊なのです。






▼本堂から書院へ。桟瓦の裳階風庇が付く茅葺屋根、合掌造り、江戸前期建築。






▼書院への小径右に室町末の作庭と伝わる「枯山水普陀落の庭」が目に入ります。






▼書院庭の隅に水琴窟。静穏の中、寂とした微かに聞こえる清らかな音が竹筒から響いてきます。まさに一服の清涼音。

 




▼書院から見る小堀遠州作と伝わる桃山様式の池泉回遊式庭園「遠州庭園」






▼池に浮かぶ手前の巨石が亀島、その向こう鶴島と鶴首石。






▼四季折々を軸と見立てたオシャレな掛け軸庭園。






▼石の寺と呼ぶに相応しい大小石を配しています。






▼書院の三階。まさに合掌造りの屋根裏、大黒天が祀られ、おみくじがところ狭しと……。






▼御朱印です。





観音正寺の唯一残された塔頭寺院と云われているこの教林坊、その実、今はまったく別寺院だそうです。近江八幡市安
土町石寺にあるこのお寺、二十年前このお寺に来られたご住職と石寺集落の皆さんとの奮闘努力で今の姿に再興された
そう。白洲さんが来られた頃は相当荒れていたと想像出来ます。境内は二千坪余り、繖山の山裾一帯を利用した庭園は
まさに緑と石に埋め尽くされています。二百本近い楓は秋になると緑から赤に一変、それはそれは凄い景観になるそう
で、十一月中から十二月初めライトアップされ夜間特別拝観が行われるそう。かくれ里石の寺教林坊、秋には見事な紅
葉を皆さんいかが。

伽藍や仏像を求めて止まない方々には消化不良のお寺ですが、地域に根ざしたこんなお寺、お寺らしくないお寺を訪ね
てみるのも時には一興かも知れませんヨ。





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観音正寺、西国三十三カ所観音霊場三十二番札所です。

2015年08月04日 | 滋賀の古寺巡り




(2015.08.01訪問)


皆さ~ん! 狂った暑さに熱中症対策万全ですか! 世の中猛暑々々とうるさいことですが、くれぐれもおだいじに。

今日も猛暑日、しかし迷車大和路号は敢然と難関観音正寺を目指しています。最初はナガ~イ石段と挌闘かとビビリま
くりましたが、結果は楽チン参拝、観音霊場第三十二番札所は見晴らし抜群、吹く風爽やか、下界がウソのような極楽
でしたヨ。


▼裏参道駐車場からの参道。ここに来るまでが大変な道なんです。これが通行料400円かと思うような道なんです。





[ 観音正寺 ]
●山号 繖山(きぬがささん)
●寺号 観音正寺(かんのんしょうじ)
●宗派 天台宗(単立寺院)
●開基 伝 聖徳太子(しょうとくたいし)
●開創 伝 推古天皇十三年(605年)
●本尊 千手千眼観世音菩薩坐像

▲拝観料 無料 御朱印300円 裏参道通行料400円
▲拝観時間 8:00~17:00
▲滋賀県近江八幡市安土町石寺2 電話 0748-46-2549
▲http://www.kannon.or.jp
▲西国三十三カ所観音霊場第三十二番札所
▲ JR東海道本線「能登川駅」下車、近江バス八日市行「観音寺口」下車 徒歩50分
  JR東海道本線「能登川駅」よりタクシー裏参道駐車場下車 徒歩10分
  名神高速八日市ICから県道209号線、国道8号線五個荘南から県道202号線で観音正寺裏参道へ



        ▼寺号石柱がドンと。





観音正寺縁起 (観音正寺HPから抄出)
聖徳太子がこの地に来臨の折、太子自らが千手観音の像を刻み堂塔を建立されたのが当寺の縁起であるという。以来、
湖東地方に勢威を振るってきた。応仁文明の乱で寺は苦難の路を辿ることとなり、永禄十一年(1568年)織田信長の兵
火で全山焼失、慶長二年(1597年)再び山上に堂塔が営まれたが、往時をしのぶべくもなかったようである。



▼こんな山道を行くと、





▼道しるべがありました。





▼楽チン参道を約10分ばかりで





▼入山口に到着。
 観音正寺には山門がありません。露坐じゃなかった露立の仁王さんのお迎えです。





▼右に阿形さん、





▼左に吽形さん。
 楽ちん分しっかりお参りせいとハッパをかけられました。どちらの像も基壇を入れるとゆうに3mは超えます。





        ▼簡素な鐘楼が最初に目に入ります。





▼挽き臼型の手水と思うんですが、こんなの初めて見ます。





▼観音水と書かれた手水舎。石柱つっかえ棒がユニークじゃありませんか。





▼これまたユニーク、茅葺きに樽の小堂。北向きお地蔵さんが祀られています。





▼なかなか男前の濡仏阿弥陀如来坐像。単純に露坐だから濡仏なのか。江戸時代。戦中供出で昭和58年(1983年)に再
 造像されたそうです。





▼立派な唐破風付きの方丈と寺務所の玄関。





▼地蔵堂。

 



        ▼本尊地蔵菩薩立像。綺麗なお地蔵さんですね。

   



▼護摩堂。





▼堂内の様子、中央須弥壇には お不動さんが。





        ▼そのお不動さんです。檀像風作りでお顔のみ彩色、
         衣文と火焔光背に截金が施されています。現代仏師の作でしょう。





▼太子堂。方三間の宝形造、桟瓦葺。





        ▼中央お厨子に本尊十一面千手千眼観音立像が、このお像も新しい作だと思われます。





▼標高400m越えの境内から近江八幡市街です。





▼本堂。桁行五間、梁間七間の単層、入母屋造、銅板葺。
 彦根城欅御殿を拝領した旧本堂は平成五年(1993年)焼失、平成十六年新本堂が落慶。





▼山号が書かれた本堂扁額。シンプルでいい扁額です。





▼外陣の大提灯。





        ▼本尊千手千眼観音菩薩坐像。像高3.56m、光背ともで6.3m
         インド白檀23トンで刻されているとか。現代仏師の雄松本明慶さん作。
         外陣から拝する本尊、大きいです、まさしく檀像です。





 

        本尊写真は観音正寺HPとネットから拝借。



▼外陣の節付き柱。この柱は「抱きつき柱」と呼ばれ、節が三十三ヶ所あり、節表面には三十三ヶ所霊場本尊の梵字が
 刻され、この柱に抱きついて祈れば、三十三ヶ所巡礼の功徳があるとか。柱のテッペンには風神雷神もへばりついて
 います。





        ▼境内にはこんな幟がいくつも。決して裏焼きではありません。





▼本堂横に石積みの山。大小とりどりの石を積み上げています。ある意図のもとに積み上げたと思いますが、乱積みな
 がら崩れてこないのが不思議、どうやって積み上げたんだろう。





▼こんな観音さんや、





▼こんな観音さんも置かれています。





▼こんな塔も置かれています。





▼本堂から見る正面はこんな感じ。





▼どこから見ても凄い石積みです。





        ▼石積みの一角に水掛魚濫観音が安置されています。
         石に変形の凹みを彫り込み、魚に乗った観音を半浮き彫りで彫りだしています。
         中々ユニークな形態です。





        ▼いつもこんな風に濡れている観音さん。
         参拝者の皆さん、かならず水掛けするようですね。





▼石積みの下は源平池という放生池、蓮の葉っぱ繁ってはいるのですが、





▼蓮花はこれ一つだけでした。





▼水盆の上にも観音さんが。





▼本堂裏に鎮守社の稲荷大神がひっそりと祀られ、





        ▼木陰には貫禄十分の宝篋印塔が、これまたひっそりと建っていました。





▼西国三十三カ所観音霊場第三十二番札所のご朱印です。





大阪施福寺、京都上醍醐寺、滋賀観音正寺は三十三カ所観音霊場中最難関霊場として名高く、いずれも山上に位置する
山岳寺院と云っていいでしょう。参拝するには要するに登山です、ナガ~イ石段です、ハッキリ言ってイヤ。

観音正寺は標高432.9mの繖山(きぬがさやま)に位置する古刹ですが、境内までは、
1. 表参道、下から登山、石段1200段で境内。
2. 有料表参道から駐車場、駐車場から石段440段で境内。
3. 有料裏参道から駐車場、駐車場から山道徒歩約10分で境内。

何処から行くかは言わずもがな!

ご注意!
ナビによっては 2.を指示するものがあるようで、境内でお話しすると数組の方が怒ってました。

以上観音正寺参拝 オ シ マ イ
あとはズルの出来ない施福寺訪問が残ってるんですわ。どうしたもんか。





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