土曜日は古寺を歩こう。

寺勢華やかな大寺も、健気に法灯を守り続ける山寺もいにしえ人の執念と心の響きが時空を越え伝わる。その鼓動を見つけに…。

元興寺、高貴で清楚なブルーの今は。

2016年06月23日 | 奈良の古寺巡り





(2016.06.21訪問)



今日の大阪の空は、梅雨の合間のブルー色。ブルー、高貴なブルー、元興寺のブルー。
フッと気が付くと、猿沢池の亀をおちょくり、いつの間にかボクは奈良町をフラフラ歩いているじゃありませんか。




▼東門(重文)。一間一戸、切妻造、本瓦葺。






            [ 元興寺 ]
            ●寺号 元興寺(がんごうじ)
            ●宗派 真言律宗(しんごんりっしゅう)
            ●開基 蘇我馬子(そがのうまこ)
            ●開創 推古元年(593年)
            ●本尊 智光曼荼羅(掌中示現阿弥陀如来浄土変相図)
            ▲拝観 500円 朱印 300円
            ▲時間 9:00~17:00
            ▲奈良市中院町11番地 電話0742-23-1377
            ▲http://www.gangoji.or.jp
            ▲近鉄「奈良駅」から徒歩15分
             奈良交通バス「近鉄奈良駅」から「福智院町」下車徒歩5分
             JR「奈良駅」から徒歩20分
             奈良交通バス「JR奈良駅」から「田中町」下車徒歩5分




            ▼寺号石標。






元興寺縁起 (奈良市観光協会公式HPから抄出)
前身は六世紀末蘇我馬子によって開かれた法興寺でしたが、平城遷都に伴い今の地に移転され名も元興寺と改められました。かつて
は南都七大寺の一つとして威勢を振い、現在の奈良市街の南東部を占めていました。広大な寺域には、金堂・講堂・塔・僧房などが
立ち並んでいましたが、平安時代半ば、その勢威も衰えてしまいました。現在では僧坊の一画が唯一現存しています。極楽坊はかつ
ての元興寺僧坊の一部で、鎌倉時代に極楽堂(国宝)と禅室(国宝)に改築されたました。




▼本堂極楽堂(国宝)。桁裄六間、梁間六間、寄棟造、本瓦葺。







▼宝物館前の島植えがここでは一番早く咲き揃いますが、今は。







▼極楽堂内の中央四本柱で内陣を構成、右回りに拝観します。







▼この島はボツボツですネ。







▼極楽堂内陣の西面。本尊智光曼荼羅レプリカが嵌っています。







▼島植えのアップ。







▼極楽堂外陣から境内を。







            ▼南戸口から宝物館。前に島植えが見えますが……、






▼こんな感じの咲き具合。

 




            ▼左に何かあるんでしょうか。







▼真ん中の島です。






            ▼見上げてみました。







▼まだら咲きと云ったところでしょうか。







▼浮図田の石仏と桔梗。







▼一輪咲き。

 





            ▼まだまだ蕾が……、

    






▼どうだこれでも不満かい。








▼固まりが所々パラパラと。







▼白はこれだけ。

    





▼宝珠に背を向けて。






            ▼孤高の姿!







            ▼浮図田の中央大通りのハルシャ菊。







▼石塔とハルシャ菊。







▼このブロックは何も咲いてません。







            ▼お地蔵さんもあきらめている感じ。







▼木陰の散歩道。







▼前からコレあったかな。







▼禅室(国宝)の北面の萩の植栽、満開を想像してみて下さい。左にチラッと黄色い花、







▼こんなのがたくさんいます。ハルシャ菊です。






            ▼アップです。この花は好きになれないなァ。なんで元興寺にハルシャ菊?






▼極楽堂前に並んでる蓮鉢もゼンゼン。







▼東門前にこんなのもいました。ボツボツオシマイのようです。







▼なので、北門の前から帰ります。






夏の高貴なブルーは、まだまだ、文月も初めの頃が満開の予感、桔梗好きの方、もう少しお待ちいただいた方がヨロシイかと。
元興寺の桔梗 オ シ マ イ






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