(2012.08.25訪問)
久々に西名阪を走りました。福住までですが。
友人のK君から携帯に
「福住の下之坊って云うお寺知ってるか」「いや知らん」「そしたら一回行ってこいよ」
「なんでや」「山門がデカイ杉の木や」「えっ!」
と云うことで福住を目指しています。
[ 下之坊永照寺 ]
●山号 普光山(ふこうざん)
●寺号 下之坊永照寺(しものぼうえいしょうじ)
●宗派 真言宗豊山派
●勅願 聖武天皇(しょうむてんのう)
●開山 良弁僧正(ろうべんそうじょう)
●開創 天平十一年(739年)
●本尊 十一面観音菩薩立像
下之坊永照寺縁起 (下之坊案内板から)
聖武天皇の勅願で良弁僧正の創建と伝わり、中世までは上、中、下之坊、湯屋坊など六坊が甍を並べていた
そうで火災や兵火により下之坊を残して焼失。上、中之坊、などは再興されず下之坊一宇を残すのみである。
本堂と庫裏が修復再興され現在の寺観になっています。現在は無住、地元で管理されているそうです。
▼豪快無比の二本杉が確かに山門と云えなくもない。圧倒されます。K君が云ったことが判ります。
その巨木二本の間に今にも崩れそうな石段が。
▼これが噂の婆羅門杉。どうですこの巨木。
右、幹周7.2m、樹高48m、樹齢800年。 左、幹周5.1m、樹高43m、樹齢800年。
▼本堂。後の改修復があるものの、室町時代創建と伝わるそうです。
本尊 十一面観音菩薩立像。毎年8月28日だけご本尊十一面観音様がご開帳されるそうです。
特徴ある屋根が目立ちます。寄せ棟造、トタン葺 (最近の修復らしいです)。もともとは桟瓦葺と思われます。
▼本堂石段。上るのが憚れるほどでした。
▼庫裏。本堂と同様屋根はトタンが葺かれています。
▼位牌堂。聖武天皇の位牌をお祀りしているそうです。
▼今にも倒れそうなお堂が建ってます。まるで婆羅門杉が護っているようです。
▼これでもかの婆羅門杉。
▼放生池中之島に弁天様のお社。緑の中で唯一朱色です。
▼本堂から見た婆羅門杉。どちらから見てもデカイものはデカイです。
訪ねたのが25日、ご本尊開帳が28日、今週はノーチャンスです。
帰ってからネットチェックで知りました。みなさん、やはり事前チェックお忘れなく。
日曜日にK君に「スゴイ杉やな」「そうやろ」
ところで「御開帳28日って知ってたんか」「イヤ知らん」でオシマイ。
それでは道沿いの氷の神様を祀るお社を訪ねましょう。
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