冬晴れの1月23日に生駒山系東側矢田丘陵に散在する松尾寺、金剛山寺、東明寺を
訪ねました。金剛生駒山系は西山中と云われ、矢田丘陵はその大和側。丘陵の山懐
南北に、ほぼ等間隔の距離を置いて位置する三寺は、今の寺勢の違いをはっきり表
わしている典型かも知れません。いずれも大和郡山市街から西にいくらも離れてい
ないところにこの三寺は在り、生活圏のスグ近くに自然が迫り古刹古社が散在して
いると云ってもこの地は山の中、どうしても車で行くことになります。
松尾寺と松尾山神社
日本最古の厄除霊場・厄除祈祷の名刹松尾寺は、噂に違わずこの日も大勢の厄除祈
祷を願う人々で賑わっていました。「厄」への思いは年齢を問わずの感があり子供
連れ、若いカップル、シニアの方々が次々本堂へ。境内に立つと祈祷の声とリズミ
カルな太鼓の響きが聞こえます。ボクなど結局、本堂への入堂はかないませんでし
た。松尾寺は日本書紀編纂の舎人親王建立由緒で「千手千眼観世音菩薩」がご本尊
です。このお像は秘仏で、毎年11月3日特別開扉されるそうです。写真で見る限り
是非拝したいお顔です。
北惣門は本瓦葺き薬医門。皇室由緒があり、張り幕に菊の御紋がばっちり。
境内への石段
三重塔
本堂 この堂内で祈祷が行われています
行者堂 本尊役行者と前鬼、後鬼
七福神堂 七福神をお祀りしている
十三重石塔 舎人親王の毛骨を祀ったと云われています。高さ342cm
西国三十三観音霊場を表す数体の石仏
松尾寺鎮守として勧請された松尾大明神を祀る松尾山神社
松尾山神社本殿
松尾寺は日本最古の厄よけ霊場、神仏習合の象徴的祈祷寺院として日本人の心を捉
えて離さない何ものかを持つつ奈良時代から連綿と続く繁栄を謳歌している。大勢
の厄よけ参詣者を見るにつけ、そんな思いを改めてしました。
それでは、次の金剛山寺を目指します。
訪ねました。金剛生駒山系は西山中と云われ、矢田丘陵はその大和側。丘陵の山懐
南北に、ほぼ等間隔の距離を置いて位置する三寺は、今の寺勢の違いをはっきり表
わしている典型かも知れません。いずれも大和郡山市街から西にいくらも離れてい
ないところにこの三寺は在り、生活圏のスグ近くに自然が迫り古刹古社が散在して
いると云ってもこの地は山の中、どうしても車で行くことになります。
松尾寺と松尾山神社
日本最古の厄除霊場・厄除祈祷の名刹松尾寺は、噂に違わずこの日も大勢の厄除祈
祷を願う人々で賑わっていました。「厄」への思いは年齢を問わずの感があり子供
連れ、若いカップル、シニアの方々が次々本堂へ。境内に立つと祈祷の声とリズミ
カルな太鼓の響きが聞こえます。ボクなど結局、本堂への入堂はかないませんでし
た。松尾寺は日本書紀編纂の舎人親王建立由緒で「千手千眼観世音菩薩」がご本尊
です。このお像は秘仏で、毎年11月3日特別開扉されるそうです。写真で見る限り
是非拝したいお顔です。
北惣門は本瓦葺き薬医門。皇室由緒があり、張り幕に菊の御紋がばっちり。
境内への石段
三重塔
本堂 この堂内で祈祷が行われています
行者堂 本尊役行者と前鬼、後鬼
七福神堂 七福神をお祀りしている
十三重石塔 舎人親王の毛骨を祀ったと云われています。高さ342cm
西国三十三観音霊場を表す数体の石仏
松尾寺鎮守として勧請された松尾大明神を祀る松尾山神社
松尾山神社本殿
松尾寺は日本最古の厄よけ霊場、神仏習合の象徴的祈祷寺院として日本人の心を捉
えて離さない何ものかを持つつ奈良時代から連綿と続く繁栄を謳歌している。大勢
の厄よけ参詣者を見るにつけ、そんな思いを改めてしました。
それでは、次の金剛山寺を目指します。