3日前に鎌倉寺山を歩きその時に花期が終わっていたと記したマメヅタランは少し離れた所でまだ咲いている筈と友人がアドバイスをくれました。この日ちょっと時間が空いたので鎌倉寺山を再訪してそのマメヅタランを再チェックしてきました。アドバイスの通り、マメヅタランは鎌倉寺山南尾根の岩峰の日陰に着生して見事に咲いていました。小さく地味な花でしたが、厳しい条件下に生きる刮目すべき花でした。〔6月3日(日)〕
↓ 1センチメートルにも満たない小さなマメヅタラン(ラン科)の花です。日陰の岩壁に着生して咲いていました。
↓ この日も関川登山口から入山して、岩場の続く厳しい鎌倉寺山南尾根の登山道を登って行きました。
↓ 馬の背の頭の岩峰の岩場にヤマツツジが貼り付いていました。
↓ 馬の背の頭から見下ろす田植えの終わった関川沿いの集落です。この高度感がこの山の魅力の一つです。
↓ 馬の背の岩場越しに関川の谷間を見下ろす。この谷の先は東広島市志和です。
↓ 馬の背の頭からの志和口方面の眺望です。山頂ではネジキがまだ満開でした。
↓ 馬の背の頭から北を望むと、眼前に南峰が聳えその左肩に権兵衛山が覗いていました。
↓ この岩壁の日陰にマメヅタランが着生していました。
↓ 身近な岩壁に咲いていたマメヅタランをアップで捉えてみました。唇弁に淡紫色の斑紋が認められます。
↓ 岩壁に着生し開花したマメヅタランです。
↓ 断崖の高みに咲く群落はやや大きめの花を付けているようでした!
↓ 断崖の高みの棚の上にもちょっとした群落がありました。岩場を回り込んでちょっとアプローチを試みました。
↓ 不安定な姿勢ながら何とか腕を伸ばして棚の上の群落にカメラを近づけことが出来ました。
↓ ズームを利かせて花をアップに!
↓ 岩壁に着生する匍匐茎も捉えることが出来たようです。葉も花もひとつ1センチメートル未満の小さな世界です。
↓ 2連の花です。唇弁に斑紋がないタイプのようです。
↓ マメヅタランの葉は多肉質です。沢山の葉と花の集合体のようです!
↓ マメヅタランの観察、撮影を終えてから、こんな大きな景観の中でランチタイムを取りました。
↓ 岩場に咲くヤマツツジです。
↓ 下山して関川荘前の牛岩川に懸る小さな滝の滝壺脇でしばし涼をとりました。
マメヅタランは初めて聞く花です。
他の山にもあるのかな?
鎌倉寺山に咲くとは・・・・・
この時期は長いものが大嫌いな相方(私も)が山へ行きたがりません。