2月18日(日) 雨上がりの日曜日でした。総領町のセツブンソウが昨日から一般公開されているので訪ねてみることにしました。また吉舎町にはユキワリイチゲの群生があると聞いていたので、ここも訪ねることにしました。朝からの曇天も昼頃には晴れるとの天気予報でしたが、残念ながら一日中青空が見えることは殆どありませんでした。どちらの花も陽光がなければ完全には開かないという繊細な生き物とのこと、特にユキワリイチゲは一つとして開き切ったものを見ることは出来ませんでした。
【写真上】セツブンソウ(広島県庄原市総領町中領家)
【写真下】ユキワリイチゲ(広島県三次市吉舎町安田)
スプリング・エフェメラル・・・・・束の間の春を生き急ぐように咲くこうした小さな花々をこう呼ぶのだそうです。将に春の妖精たちですね。これから暫くは妖精たちに会いに近くの山野に出掛けてみるのも楽しいものです。
セツブンソウの写真を投稿して、やっと約束を果たしホッとしています。
仰せのとおり、例年雪で埋まっている総領町内の日陰も雪が皆無でした。
しかし、花はいつもと同じく可憐です。
暫し、スプリング・エフェメラルの追っ掛けをするのも、楽しいかと・・・!
惜しいのは雪がないことです。この妖精には雪が似合う。
その雪にやさしく包まれて妖精が生まれ育つ。
今年は雪なしだが、表情はいつもと変わらない。いいねえ。
ユキワリイチゲもすばらしい。
「花は盛りを見るものかわ」と古人の教えにもある。