徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

難関その1クリア/ナビスコカップ準々決勝第二戦 鹿島戦

2008-08-08 18:12:20 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
静岡に向かう途中、京都-新大阪間で今話題の豪雨が降っているということで、三島駅で新幹線が突然止まる。何だかよくわかなくても今は豪雨ブームなのでとりあえず止まってしまうのである(現代日本人のディフェンシヴな思考についての論考はナカスに登場していただいた森達也さんの発言参照&発売中)。しかし時間の余裕がないので東海道線に乗り換える。ちなみにJR東海の駅員は2時間以上の停止でないと特急券の差額は払い戻さないと言い張る…緊急停止は仕方がないけれども、何ていう殿様商売だろう…と思ったが、そんなもんを相手に粘るほど時間もないのでホームまで走る、走る。そこから清水まで50分ほどかかり、結局キックオフには間に合わず。

日本平でナビスコカップ準々決勝第二戦「清水対鹿島」戦。
理想的な時間帯に先制点、追加点を奪い、鹿島の攻撃もほぼ押さえ込み、いつ3点目、4点目がきまってもおかしくない、完勝と言える内容。非情なまでホーム&アウエイのゲームプランを貫いた健太にとってはしてやったりだろう。もちろん後悔などはしなかったよ、岩政先輩。


これは自らの戦力を冷静に評価し、対戦相手を評価した上で下したプランであって、五輪組が不在で、淳吾が緊急離脱したとはいえ(個人的には戦力が極端に落ちるとは思っていなかったので)当然の結果とも言える。これが総力戦を試される局面でいつも苦しめられてきた清水が、過去3年に進めてきた補強とチーム作りの結果なのである。見てりゃわかるのである。見ていればね。
しかし、見もしないでわかったようなことを書く人間もいる。
朝日新聞の中川文如とかいう、どう読んでもよくわかっていないラグビー記者が頓珍漢なことを書いている。書いていただくのは結構なのだが、鹿島目線だか、Jリーグ目線だか、協会目線だか知らないが、よくわかってないものを自分のストーリーに当てはめて書かれるのは、はっきり言ってとても迷惑なのである。

来月3日、準決勝の相手はガンバ大阪。わかってない頓珍漢な連中を黙らせる「証明」の闘いは続く。最初は厳しい相手が続くトーナメントの組み合わせを恨んだものだが、まあ今となっては注目される相手が続いてよかったかもなあ…。

その前にリーグ戦でも、いい加減に「証明」して欲しいものだ。明日は大分戦。