徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

「ひとり」にさせないということ/TwitNoNukes#8(1.29)

2012-01-29 20:16:23 | News


今年最初のTwitterデモ。12月の前回から何だかずいぶん間が開いたような気もしたのだけれども(実際はそんなに開いているわけでもないのだが)、東電前(プチデモ)、経産省、九電前抗議など今月もいろいろとあった。月の最後に個人的にはホームとも言えるTwitNoNukesのデモがあるのは悪くない。
オレが入ったのは第二集団の前方。今回は何が素晴らしかったって言ったらほとんどトラメガのリードがなかったことに尽きる。いや、実際は小さなトラメガのリードは時折入っていたのだけれども、途中からはあってもなくても関係ない感じで集団のあちこちからコールが起こった。そしてコールはほぼ「原発いらない」だけで通した。

スタートしてすぐ、別に探したわけではないのだけれども、たまたまベビーカーを押している例の「子連れのお父さん」を見つけた。「子連れのお父さん」はとにかく「原発いらない」しかコールしない。足で力強くリズムを刻みながら、トラメガのリードにはまったく関係なく「原発いらない」だけをコールしていた。
声を挙げ続ける人をひとりにしちゃいけない。
トラメガにしても肉声にしても、コールを繋げなければそれだけで声を挙げる人は萎えてしまう。呟きのような小さな声であってもコールが届いて、繋がっていればコーラーは声は出し続けられる。ということでオレを含めた周囲の何人かが同調してデカい声を挙げる。その流れで結局ゴールまでほとんど「原発いらない」しかコールしなかったように思う。

基本の四列縦隊もかなり緩やかな感じになってきていて、車線さえまたがなければそれほど警備から注意を受けることもない。
ぎりぎりまで隊列を拡げ、プラカードを掲げ(るには、今日は風が強すぎたけれども)、声を出すことで集団は実数よりも大きく見える。安全のために小さくまとめたい警備のキモチも少しはわからないでもないが、秀吉の墨俣一夜城ではないけれどもデモはできるだけ大きく見せた方がいい。
白地に大きく、ただ「脱原発」とだけ書かれた、手書き(風)の大旗も何本か出ていたのも素晴らしく、良かったと思う。

今回は浜松、福岡でも同時にTwitNoNukesデモが行われた。地元の静岡、そして長い間仕事で関わっていた博多でこの動きが波及していくのは嬉しいことだ。今後はその他の都市でも開催が予定されているようで、今年は更にTwitNoNukesが全国に拡がって行くことを祈りたいし、勿論できるだけ参加してフォローしていきたいと思う。
「ひとりにしない」というのは、そういうことでもある。

さて、ゴール地点でテレフォンレディ募集のポケットティッシュを受け取った。レディじゃないけれども。



(c)@ruikozuka & @OkanDoZine(http://reiricketts.com/ODZ.html)

こういう「自己表現」は最高w

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