徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

冨さん取材(非公式)

2009-12-09 01:50:51 | LB中洲通信2004~2010
月曜日。通常号としては最後の特集取材。
午前中に福岡に入り、昼からグランドハイアットで、国際ジャーナリストで作家の手嶋龍一さんと藤堂編集長の対談を取材。これ、このまんま起こして大丈夫だろうかというような展開になってしまったのだけれども、まあ、これもナカスらしいといえばナカスらしいか。かなりリミックスを要しそうでもあるが。

取材終了後、藤堂さんと一旦別れ、再集合の時間までいつもの角打ちで軽く。カメラマンの大甲君は翌日の午後から東京で取材があるので、今回は日帰りということでナカスの思い出トークをビデオで収録。この2、3年ほど博多取材のレギュラーだっただけに日帰りは(いろんな意味で、実にいろんな意味があるのだが)かわいそうだったが、話していくうちに彼の最初の博多取材も、山本華世さんを取材したグランドハイアットだったのを思い出して、まあこれも偶然とはいえ皮肉だよね、なんつってしみじみ。大甲君はどう思ってるかわからないけれどもいい相棒だったよ。良くも悪くも気使わなくて放っておいても、勝手に楽しんでるから(ハードな現場はこれが大事)。

夕方から来年2月に刊行予定のホントに最後の大感謝号用に、リンドバーグとロイヤルボックスで藤堂さんのポートレートを撮影。事前に考えていてどうしても撮っておきたかったワンショットも最高の出来(だと思う)。手嶋さんもいらしていたのでリンドバーグのカウンターでツーショット。これでばっちし扉も決まり。必死にアイデア搾り出して演出するよりも、場が持っている空気があっさりベストショットを決めてしまうなんてことはよくあることだ。

彼のお気に入りだった春吉橋の旭軒は残念ながら休みだったのだが、撮影後改めて近くの焼き鳥屋で飲み直し。つっても1時間ちょっとぐらいか。このとき、大甲君はある行動を起こしたのだが、ここには書かない。本人了承の上、これはしばらく酒場トークのネタにさせてもらう。

大甲君とは20時過ぎに別れ、ホテルに荷物を降ろして改めてリンドバーグへ。何だかよくわからないが、月曜ということであまり混まなかったこともあり、結局チーフの冨さんを残してスタッフもすっかり帰った2時過ぎまで飲む。
よく考えたら何のことはない。撮影のために向かったリンドバーグで、ひとりで開店前の準備をしていた冨さんにまず挨拶して(17時頃)、ちょっと時間を置いて、カウンターで冨さんがいかに男女問わずモテているのかというトークをハイペースで飲みながら聞き(21~1時頃)、最後にはもう誰もいない閉店後の後片付けしている冨さんに挨拶して帰ったわけである(2時頃)。
「お疲れ様でした」なんつって。

冨さん密着取材か、オレ。
てか最近、毎週日曜は冨さん定食なるメニューも始まったそうだ。
冨さん、どんだけフル回転してんだろうと思う。
オレにとってはリンドバーグのオアシスですよ、富さん。



男だけど。

3時ぐらいにホテルに戻る。
酔ってんだか酔ってないんだかわからなかったけれども、別のホテルに行ったわけでもないのにエスパルスのリングとか、喧嘩をしたわけでもないのに手袋の片方とか、朝起きたらいろいろ無くなっていたのできっと酔っていたんだと思う。

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